年の瀬の船場で、ビリケンさんの劇場が名作映画を「語って、歌う」。大阪のシンボル「ビリケンさん」が支配人を務めるという架空の劇場「ビリケン座」の舞台「ビリケン座 船場deロードショー!」が、2026年12月26日(土)に大阪・船場の田村駒大阪本社で上演される。昨年に続く2回目の公演で、今回は国内外の名作映画が題材。講談、歌、生演奏、イラストを重ね合わせたエンターテインメントショーになる。
ビリケンさんの「劇場」が2年目に
主催するのは、繊維商社の田村駒が中心となる「ビリケンクリエイターズオーサカ」。田村駒はビリケンさんのライセンス事業を手がけており、足の裏をなでると幸せが訪れるといわれるこの神様の力を、大阪の文化振興やクリエイターの支援に生かそうと、2022年にこのプロジェクトを立ち上げた。「ビリケンをアートに、オーサカを元気に」を掲げてアーティストとのコラボレーションを重ね、2025年からは舞台芸術にも活動の場を広げて「ビリケン座」を始めている。
第1回の「ビリケン座 船場deフロイデ!」は講談とオペラを組み合わせた公演だった。第2回では映画を語りながら歌が生まれ、その歌からスクリーンの名場面がよみがえる、という構成を打ち出している。講談やオペラに縁がなかった人も、映画という身近な題材から入れるのが今回の入りやすさだ。
講談師と声楽家が再びタッグ
中心となるのは、前回にも出演した講談師の旭堂南歩と声楽家の池田真己のコンビだ。旭堂南歩は2019年に上方講談協会会長の旭堂南左衛門に入門。関西を拠点に古典の講談を受け継ぎつつ、市井の人を主人公にした一代記を取材して創作する「ヒューマン講談」に取り組んでいる。

池田真己は大阪府島本町在住のオペラ歌手。京都市立芸術大学と同大学院で学び、日伊声楽コンコルソで第1位を受けた。サントリー1万人の第九で指導者も務めている。

電子オルガンの生演奏と書き下ろしアートも
今回新たに加わるのが、電子オルガン奏者の亀井杏菜とイラストレーターの奈路道程。亀井杏菜は相愛大学出身で、ヤマハインターナショナルエレクトーンコンクールのクラシック部門で第2位を受賞。合唱やオペラ、ミュージカルなど幅広いジャンルの演奏と編曲を手がけ、相愛大学と大阪音楽大学で非常勤講師も務める。

奈路道程は高知県生まれ、大阪市在住のイラストレーター。「あまから手帖」など関西の雑誌をはじめ、広告や書籍、新聞のイラストを手がけてきた。「BILLIKEN CREATORS OSAKA 2025」では審査員特別賞を受けた。本公演のために映画をテーマにしたアートを描き下ろす。チケットは前売4,000円(税込)で、tigetで販売している。
公演概要
- 公演名:ビリケン座 船場deロードショー!
- 日時:2026年12月26日(土)開場13:30/開演14:00
- 会場:田村駒株式会社 大阪本社(大阪市中央区安土町3-3-9)
- 出演:旭堂南歩(講談師)、池田真己(声楽家)、亀井杏菜(電子オルガン奏者)、奈路道程(イラストレーター)
- 料金:前売券4,000円、当日券4,500円(いずれも税込)
- チケット:https://tiget.net/events/521928
- 主催:ビリケンクリエイターズオーサカ実行委員会







