ナイキ最新シューズが少し薄めのソールなワケ「ランナーのデータに基づいて開発」
ナイキは、5km、10kmなどの短いロードレーシングや、トレーニングを行うアスリート向けにナイキ ズームエックス ストリークフライを発表しました。アスリートのフィードバックなどから、フルおよびハーフマラソン向けと、トラックでのレーシング競技向けのシューズの間にギャップがあることを認識し、ロードでの5kmや10kmのレースや、トレーニングに励むアスリートのために、快適で軽く、推進力と接地感を高めたシューズを開発しました。
ナイキ ズームエックス ストリークフライのミッドソールには、ナイキで最軽量かつ反発性に優れたズームエックス フォームを全面に使い、中足部のみにPEBAXのプレートを入れることで、適切な硬さを提供し、安定性と推進力のあるライド感を実現します。
他のロードレーシングモデルと比べて、ナイキ ズームエックス ストリークフライは少し薄めのソールにすることで、地面との接地感を高めています。また、アウトソールには足が着地してから蹴り出しまで、さまざまな路面やコーナーなどでもしっかりとトラクションを提供できるように、ランナーのデータに基づいて開発したジェネラティブトラクション デザインを用いています。
アッパーには、フィット感だけでなく、通気性と軽量性も追求するため、透け感のある軽量なエンジニアードメッシュを採用しています。これにより、前足部をしっかり包みこみ、快適なフィット感を実現しています。また、踵部分には、ランナーに必要な快適さとサポートを高める立体的なポッドを加えています。
「プロトタイプ(試作品)」という名前のカラーからナイキ ズームエックス ストリークフライを展開しますが、これは、全てのランニングシューズの開発において、アスリートと一緒にテストをするというプロセスがとても重要であることを表現しています。このカラーのソール内側には、プロトタイプシューズの番号が記され、反対側にはアクセントになるカラーと一緒に、このシューズが短距離ロード向けであることを意味する「5K、10K」の文字がデザインされています。また、今後追加のカラーも発売される予定です。
ナイキ ランニングフットウェア プロダクト マネージャーのエリオット・ヒースは次のように話しています。「ロードでのレーシングシューズとしてだけでなく、ロードおよびトラックのトレーニングにも使ってほしいと思います。スパイクを履くほどではない、あるいは、練習中はスパイクを履くことが禁じられている環境などでは、ナイキ ズームエックス ストリークフライが完璧なソリューションになるでしょう」
ナイキ ズームエックス ストリークフライは、NIKE.COMで2月に発売予定です。
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