「手のひら冷却」で熱中症予防!7月15日からオンライン実演をスタート!

米国スポーツ界で広がる「手のひら冷却」。日本での普及を目指し、「部活中の熱中症重症事故ゼロ化への貢献」を掲げる松浦工業株式会社(大阪市)。暑くなる夏を前に、学校部活指導者・保護者向けオンライン実演紹介を7月15日より開始する。 

手のひら冷却(プレクーリング)

運動前・運動中・運動後に手のひら、ほっぺ、足のうらから身体全体を効率良く冷やし、体温の異常上昇を抑えることによる熱中症を予防しながら、リフレッシュ効果でライバルより競技成績アップを図る手法だ。

効果…手のひらを冷やしながら寝ることで、夜間ぐっすり眠れるとのユーザーの声が多くある。

〜活動の背景〜

国立環境研究所によると、運動中に熱中症重症事故が発生する割合が3割以上と特に高いのが小中高生となる。熱中症の主要因は、脱水症状や近年の夏場の気温が子供たちの体温(36~37℃)を超える事で起こる「体温の異常上昇による自律神経」や脳機能の低下。

熱中症重症事故ゼロ化へ

現在の部活現場の指導者や保護者が子供の頃に経験していた夏場の気温は、体温を超える事は少なかったため、「身体を冷やす事の重要性の認識」が低いという課題がある。水分補給だけでは子供たちを熱中症から守れない現実を知ってもらい、対策を講じる必要があると考えた。

例えば、夏の部活現場で気温が40℃になる環境でもウオーミングアップはするが、クーリングダウンを習慣として取り入れている例は少ない。これは、身体を冷やす道具が少ない事も理由だが、指導者や保護者の意識の問題とも言える。弊社は国立大学・プロスポーツ現場に詳しい医師と連携し、米国スポーツ界で広がる「手のひら冷却(プレクーリング)」を参考に日本の部活現場で手軽に使える道具の開発と、こまめに身体を冷やす習慣づくりで熱中症重症化リスクを下げられるのではと考え普及活動を2019年より始めた。

「手のひら冷却(プレクーリング)」を日本で広めるには、身体を冷やす道具の開発と習慣づくりが重要だ。医学産連携チームの研究成果を2021年には学会発表し、部活現場での習慣づくりを通して熱中症重症事故ゼロ化に貢献していくという。  

まつうら工業株式会社

アイスバッテリー事業部 井戸 英二
住所:大阪府大阪市中央区内平野町3丁目1-9  
電話:06-6941 3715 
メール:e.ido@matsuura-ind.co.jp 
Web:https://www.ma-sports.biz/ 

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