「大阪城」が4年連続で全国入城者数の1位を獲得!〜攻城団の調査より〜

日本全国の城好き・城めぐり愛好家が利用するサイト攻城団は、全国にある148の城の入城者数を調査した。トップ3に3年連続で大阪城(大阪府大阪市)、二条城(京都府京都市)、名古屋城(愛知県名古屋市)が選出された。


■「攻城団」とは
「攻城団」は2014年4月6日にオープンした日本最大級の城情報サイトで、月間110万PV、40万人以上の訪問者を誇る。「日本の魅力を、再発見すること」をテーマに、初心者にもわかりやすい城情報と、お城めぐりをライフワークとして楽しむためのサービスを提供する。

参加型コミュニティとしても、4千人をこえる登録者が投稿した、38万回をこえる訪問記録、19万枚をこえる写真が訪問先選びに役立つとして高く支持されている。また、姫路城を舞台にしたフォトコンテストの開催や、熊本城復興のためのチャリティ企画の実施など、ネット以外の活動も積極的に行う。

◾️調査結果を分析
日本全国の城好き・城めぐり愛好家が利用するサイト「攻城団」を運営する攻城団合同会社(代表:河野武)は、全国148城の管理事務所や自治体、観光協会の協力を得て、毎年恒例となっている全国のお城の入城者数を調査した。

全国の城には入城チケットが必要な有料の場所と、城址公園として整備されており無料で見学できる場所がある。攻城団では公平を期すため、有料のみのお城に限定したランキングと、有料無料を問わない総合ランキングの2つを発表している。


◾️全国の入城者数レポート

https://corporate.kojodan.jp/

今回発表された数字は「2019年(1月〜12月)」もしくは「平成31年度(2019年4月〜2020年3月)」のもので、緊急事態宣言などコロナ禍によるマイナス影響はむしろ来年発表する今年の数字に大きく反映される。

攻城団は本調査を継続するとともに、全国各地の城が取り組んだ施策やメディアでの露出状況などを多角的に分析して、どうすれば地域の観光振興に貢献できるかを考えて提案していく。

■日本の城を最強の観光資源に
「観光立国」が叫ばれ各地でさまざまな取り組みが行われる中、攻城団は「日本の城は最強の観光資源になる」と考えているという。また、全国の城をただ訪問するだけではなく、その土地々々にまつわる歴史を学ぶことの楽しさを共有し、城めぐりそのものをライフワークとして一生楽しめる趣味にできるよう、コンテンツや機能を充実させていく予定だ。

攻城団は城の周辺をひとまとめにした観光圏形成の支援や、「城主となった武将つながり」など城にまつわるさまざまなストーリーを軸にしたコンテクスト・ツーリズム(*)の実践を通じて、地域活性化や文化観光の振興に取り組むことを目的にしている。

*コンテクスト・ツーリズム
コンテクスト・ツーリズムとは、複数の観光スポットをある文脈(コンテクスト)で繋ぐことで、ストーリー性のある旅をすること。たとえば「織田信長、上洛の軌跡」や「築城名人・黒田官兵衛が築いた城」のように、一貫性のあるテーマで複数の観光地を巡ることを意味する。

これによって、観光産業の活性化に繋がる「旅行のきっかけづくり」が何通りも実現され、周辺自治体など各地域と連携しやすくなる。

https://blog.kojodan.jp/entry/

【文章】EeNa編集部

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