奈良の秋に、ふだんは入れない料亭の庭を歩ける2日間がやってくる。奈良市の西郊・富雄の高台にある料亭「百楽荘」が、2026年11月11日(水)と15日(日)に「百楽荘 秋の庭園開放」を開く。約90年の歴史を持つ数寄屋造りの日本建築と、色づく木々が織りなす庭を、入場無料で自由に散策できる。
坂道に約80個の提灯、紅葉と日本建築の2日間
百楽荘は、昭和初期に建てられたモダンな建築と四季の自然が調和する料亭だ。約1万坪の庭園には、数寄屋造りの離れが10棟点在している。普段は慶事や法事、接待などで使われる場所で、完全予約制で営業している。
開放日は、玄関口の「長寿門」へ向かう坂道に約80個の提灯を並べる。色づき始めた木々を眺めながら門へ上っていく道のりも、この日ならではの演出になりそうだ。来場者には全員に「百楽荘ご優待券」を進呈し、小学生以下の子どもにはお菓子のプレゼントも用意される。

開放の時間は11月11日が11:00〜17:00、11月15日が15:00〜17:00(いずれも最終入場)。15日は午後からなので、日曜の昼を過ぎてから出かけても間に合う。
大広間で味わう、両日限定の「秋の彩り御膳」
庭を歩いたあとは、大広間で食事も楽しめる。百楽荘の料理人がこの日のために仕立てる「秋の彩り御膳」だ。庭園をゆったり眺めながらいただく、特別な一膳という位置づけになる。

注意したいのは、前売制で当日の販売はないこと。お食事券は近鉄リテーリングのオンラインショップ「いろどりモール」で、10月20日(火)14:00から11月1日(日)17:00まで販売される。各回40食、合計120食の数量限定で、売り切れ次第終了となる。券は11月2日(月)以降に順次発送され、当日に持参する。食事は大広間の中のみで、持ち帰りや庭園内での飲食はできない。
ヤノベケンジ氏のトークと食事を楽しむ、11月10日のコラボ
庭園開放の前日、11月10日(火)には、奈良・学園前の住民主体のアートプロジェクト「学園前アートフェスタ」とのコラボイベントも開かれる。大阪府生まれの現代美術作家、ヤノベケンジ氏のトークショーがあり、ご本人の提案による描き下ろしのお品書きとともに秋の彩り御膳を味わえる。今年の学園前アートフェスタのテーマは「のこされた ときのかたち」。昭和初期の建築が残る百楽荘は、このテーマにも重なる場所だ。
こちらも事前購入のお食事券が必要で、価格は6,600円(税込)、販売数は40食。当日の庭園一般開放はない点に気をつけたい。
開催概要
- イベント名:百楽荘 秋の庭園開放
- 日時:2026年11月11日(水)11:00〜17:00、11月15日(日)15:00〜17:00(いずれも最終入場)
- 入場料:無料(庭園の散策のみ)
- 場所:料亭 百楽荘 庭園内(奈良市百楽園3-1-3)
- 秋の彩り御膳:6,600円(税込)。11月11日11:00〜13:00/15:00〜17:00、11月15日15:00〜17:00の各回40食。前売制
- ヤノベケンジ氏トークショー付 秋の彩り御膳:6,600円(税込)。11月10日(火)受付11:00、トーク12:00、お食事12:30、終了14:00。40食限定
- 食事券の販売:10月20日(火)14:00〜11月1日(日)17:00、オンラインショップ「いろどりモール」(https://www.irodorimall-kintetsu.jp/)
- 注意事項:公共交通機関での来場(車・バイク・自転車は不可)、ペット同伴不可(盲導犬・介助犬・聴導犬を除く)、飲食物の持ち込み・レジャーシートの使用不可。混雑時は入場制限あり。秋の庭園開放は天候により内容変更・中止の場合あり
- 公式サイト:https://hyakurakuso.com
- 学園前アートフェスタ:https://www.gakuenmae-af.com/







