大阪から日本海へ、カニを食べに行く季節がやってくる。兵庫県豊岡市の「ホテル金波楼」が、カニ解禁に合わせて2026年11月12日(木)から、地物のタグ付き松葉がに2匹を使う特別プラン「【地物タグ付き・松葉がに2匹】厳選!『活松葉がにづくし』2026」の提供を始める。
道頓堀でおなじみの「かに道楽」と同じルーツを持つ宿で、本場の味を現地で楽しむ旅になりそうだ。
かに道楽は、この宿から生まれた
ホテル金波楼は、有名温泉地・城崎温泉から車で5分の場所にある。1934年の創業で、日本海の絶景と、敷地内で湧く自家源泉「日和山温泉」、松葉がにや但馬牛といった地元の食材を生かして営業してきた。
かに道楽の創業者・今津芳雄氏は、日和山観光の創業者の弟にあたる。1958年、芳雄氏は金波楼に客を呼び込むため、道頓堀の近くにホテルの案内所を開設し、海鮮料理の食堂「千石船」を併設した。これがかに道楽のはじまりだ。
最初は食い倒れの街での営業に苦戦したものの、出身地・但馬で水揚げされるカニを使った「かにすき」を考案すると、大阪の人たちに受け入れられて大盛況に。1962年に道頓堀で「かに道楽」が開店し、いまは全国に広がっている。金波楼とかに道楽は、兄弟会社として地元のカニ資源とともに歩んできた。

爪のタグは地物の証。セリから調理までを自社で
但馬は日本有数のズワイガニの水揚げ量を誇る地域。この地で獲れるズワイガニは「松葉がに」と呼ばれ、漁があるのは11月6日〜3月20日の限られた期間だけだ。爪に付くタグが、地物の証になる。
宿は、仕入れから調理、提供までを自社で一括管理しているという。身入りは外から見分けにくいため、毎朝のセリでは自社のセリ人が良質なものを選び、かに道楽やホテル金波楼などへ直送する。調理を担うのは、2026年に就任した新料理長の上田正一氏。創業90年を迎える老舗の接客のもと、日本海を眺めながらゆっくり味わえる。
お品書きは、活け松葉蟹の姿盛りからかにすきまで
夕食の内容は次のとおり。松葉がに2匹を、いろいろな食べ方で楽しむ構成だ。
- お造り:活け松葉蟹を含む5種盛り
- 酢肴:活け松葉蟹の姿盛り(1匹)
- 強肴:活け松葉蟹の炭火焼、かに味噌甲羅焼
- 焜炉:活松葉蟹のかにすき大鍋
- 御飯:雑炊
食前酒替り、酒菜、宴菜、香物、旬菜、水物(果物)も付く。かに道楽の「元祖かにすき」を生んだ宿で、かにすきを大鍋でいただけるのは、この宿ならではの楽しみといえそうだ。お料理内容は一部変わる場合がある。

食事のあとは温泉へ。日和山温泉は2万年前の地層から湧き出る「化石水」とも呼ばれ、体が一度温まるとぽかぽか感が長続きするという。
宿泊概要
- プラン名:【地物タグ付き・松葉がに2匹】厳選!『活松葉がにづくし』2026
- 提供開始:2026年11月12日(木)
- 除外日:12月29日〜1月13日(カニ漁の休漁のため)
- 宿:ホテル金波楼(運営:日和山観光株式会社)。客室数70室
- 所在地:兵庫県豊岡市瀬戸1090番地
- アクセス:城崎温泉から車で約5分
- 電話:0796-28-2111
- 公式サイト:https://www.kinparo.com/
※写真は二人前。







