篠原ともえアドバイザーが新制服をデザイン〜タカラスタンダード 110 周年記念〜


タカラスタンダードは、創業 110 周年を“変革”と据え、ショールームアドバイザーの制服を 10 年振りに一新し、10 月 1 日(土)より全国約 800 名のアドバイザーが着用を開始します。

今回、“変革の象徴”として、デザイナーへと果敢にキャリアチェンジした“篠原ともえ氏”に新制服のデザイ ンを依頼。水まわり専業メーカーであり、システムキッチンシェア No. 1 の当社に欠かせない「水」をデザイ ンコンセプトとし、ディテールやシルエットには「水の流れ」を感じさせる曲線美を意識したデザインが取り 入れられています。

これまでになかったパンツスタイルを導入し、着心地の良さや動きやすさを考慮したアイ テムは、カットソー・シャツ・スカート・パンツ・ジャケットに加え、今回マタニティラインも製作しました。 生地には再生可能素材を採用するなど、リサイクルで廃棄を軽減、地球環境にも配慮しております。

自由な組み合わせでコーディネートの幅が広がるとともに、ショールームアドバイザーの働き方における更 なる多様化、また将来的なアドバイザーへの展開も見据えた、まさに“変革”に相応しい制服の完成です。

再生可能素材を使用し、地球環境に配慮した制服に
ジャケット、パンツ、スカート、カットソーの裏地に植物由来のポリエステルを使用しました。 また、ブラウス生地の緯糸(よこいと)には再生ポリエステルを使用。ペットボトルを再利用することで、 生産時に発生する石油の使用量を通常より削減でき、環境負荷の低減に配慮しました。 さらに、回収した制服に加工を行い、二次製品に変えて再利用するマテリアルリサイクルを実現。これか らも社会に貢献し続けられる企業として、SDGs への取り組みも積極的に行っていきます。

デザイナー・アーティスト 篠原ともえ氏
1995 年歌手デビュー。文化女子大学(現・文化学園)短期大学部服装学科 デザイン専攻卒。映画、ドラマ、舞台など歌手・女優活動を経て、現在はイ ラストやテキスタイルデザインなどでさまざまな企業ブランドとコラボレ ーションするほか、衣装デザイナーとしてもアーティストのステージ・ジ ャケット衣装を多数手がける。

2020 年、夫であるアートディレクター・池澤樹氏と共にクリエイティブス タジオ「STUDEO」を設立。同年 7 月に開催した「SHIKAKU -シカクい生 地と絵から生まれた服たち-」では、サステナビリティと向き合い廃棄とな る余剰の生地を余すことなく使い切る衣装作品などを発表。

2022 年、日本タンナーズ協会と協働しデザイン・ディレクションを手掛け た革きもの作品が、ニューヨーク ADC 賞のブランドコミュニケーションデ ザイン部門、シルバーキューブ(銀賞)ファッションデザイン部門でブロン ズキューブ(銅賞)を受賞。

新制服のデザインや篠原ともえ氏のインタビュー、新制服の制作過程は、下記サイトにて公開します。
https://www.takara-standard.co.jp/brand

EeNa

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