京都呉服屋の娘が100年の伝統と技術を駆使した西陣織を海外展開へ
海外展開するマーケティング会社・Phaledge Global Ltd.(製品開発:深井古乃美)は、100年以上続く京都の織元メーカー・岡本織物株式会社と提携し、本格革と組み合わせた西陣織製品「Hatsukimono」を開発した。これから、関西と世界に向けて販売展開する。
Hatsukimono
https://hatsukimono.com/jp/
【深井コメント】
「100年以上続く呉服屋の娘として育ち、幼少期から反物や染物、着物の魅力に触れてきました。しかし呉服市場の規模は1980年前後に1兆8,000億円ほどあったのに対して、2018年には2,681億円と15%以下になっています(出典:矢野経済研究所)。
これには「敷居が高い」「普段使いできない」ことに大きな問題点があります。ただ、それだと古くから存在する日本古来の技術が消滅し、七五三や成人式くらいしか着物に触れる人がいなくなってしまいます。
そこで幼少期から触れてきた日本の絹織物の技術を使い、日常的にカジュアルに利用してもらえるよう、京都・西陣織を活用した製品(ブランド名:Hatsukimono)を開発しました。
純シルク100%の西陣織を使用し、日本産の天然本革(栃木レザー)と組み合わせることで、落ち着いたデザインで普段使いしてもらえるように仕上げています。歴史100年以上の京都の織元メーカー・岡本織物株式会社の協力のもと、材料の装着や製品の仕上げ、検品、梱包まで全工程を日本でしています。
これを各国のECマーケットを活用し、日本だけでなくアメリカやカナダ、中国など世界市場にて展開しています。なお、販売商品はバッグ、長財布、小銭入れ、名刺入れ、ベルトです。」
公式(日本語):https://hatsukimono.com/jp/
公式(英語):https://hatsukimono.com/