柿谷曜一朗(C大阪)、川崎戦を未来の糧に「自分たちのサッカーをレベルアップさせたい」
柿谷曜一朗(30歳)は、セレッソ大阪でサッカーができることに喜びを感じている。リーグ前節で川崎フロンターレに悔しい敗戦を喫したが、チームはまだまだ成長段階にあるという。切り替えは上手くいっていて、今後に向けて「しっかりやっていきたい」と目を輝かせていた。(21日ズーム取材にて)
―8月の連戦で多くの選手がプレーしながら戦い、勝ち抜いてきましたね。
柿谷:試合がいっぱいあったので、全選手にチャンスがあるという意識でみんな練習にも取り組んでいました。連戦が続く時こそ、チーム力が大事だと思っていたし、誰が出てもしっかり勝つことを意識して戦えた1ヶ月だったと思います。
―前節は悔しい結果になりましたが、この試合を今後どう生かしていきたいですか?
柿谷:昨季から積み上げてきたことを、どういう状況や試合展開でも90分間やり通すことは、ある程度は自分たちの自信になりました。成熟した試合運びができてきたという自信もありました。常に改善点を見つけながら次の試合に臨めたからこそ成長できたと思うし、勝つことによって自分たちが貫いていることを表現できるようになりましたね。
完成したわけではないけど、自分たちのやり方に自信を持っていたところで、川崎のような質の高いサッカーをやる相手に、しっかりやられた。でも、それは逆に良かったと思う。もっと成長していかないと「アカン」と思い知らされたので。次また川崎とやる時は、こういう結果にならないように、これからもっと自分たちのサッカーをレベルアップさせたいです。
先制した後、川崎の攻撃をしのいで勝つことも大事だったかもしれないけど、今回やられたことで、選手一人ひとりがまたギアを上げて練習に取り組めると思う。優勝を諦めたわけでもないですし、しっかりやっていきたいです。
―久しぶりのホームとなる今節に向けて意気込みをお願いします。
柿谷:勝っても負けても、浮かれたり落ち込んだりする時間がないくらい、試合は詰まっています。リーグ戦もカップ戦も自分たちにとっては大事な試合。1試合1試合、しっかり準備して、勝てるように臨みたいです。
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【文章】EeNa編集部