世界中の人々がオンライン上でチャリティーマラソンに参加

骨髄研究のチャリティーを目的とした世界規模のマラソン大会、ウィングス・フォーライフ・ワールドラン。2020年度の大会が5月3日に開催され、104か国の171国籍の参加者が、場所が昼でも夜でも同時にランニングを開始した。オーストリア、オーストラリア、タンザニアから台湾まで。全員が自分のコースに従ってアプリと共に、可能な限り最後まで走り切った。


ウィングス・フォーライフ・ワールドラン
2014年に第1回目が開催され、年に1度、世界中で実施されている。今回は、参加者が専用アプリで個別にランを実行した。走る場所が離れていても、参加者の心は1つ。決められたゴールはなく、結果は時間でもなく、達成された距離で測定された。そして、参加費と寄付によって集まった280万ユーロ全額が脊髄研究費に送られた。


ウィングス・フォーライフ・ワールドランは非営利の脊髄研究財団であり、脊髄損傷の治療法を見つけることを使命としている。2014年以来、ウィングス・フォーライフは世界中の人生を変える研究プロジェクトと臨床試験に資金を提供し続けている。


「今日、77,000人を超える人々が集まり、希望を与える手助けをしました。皆さんのおかげで、私たちはその夢に一歩近づきました。」(主催者アニタ・ゲルハーター)


「ワールドランのために多くの人々が集まったことは素晴らしいことです。正当な理由のために私たち全員が一緒にできることを証明しましたね。」(史上最高の女性スキーヤー、リンゼイ・ボン)


「このワールドランに参加できて良かったです。アプリで実行することは、何か新しいことで、とても楽しかったです。 77,000以上が同じ秒で始まっていたことを心に留めておかなければならないことです。」(オーストリアのスキーレジェンド、マルセル・ヒルシャー)


第8回ウィングス・フォーライフ・ワールドランは、2021年5月9日に開催予定となる。

https://live.wingsforlifeworldrun.com/global-data


Markus Berger for / Andreas Schaad / Adam Weathered /
Christian Pondella / Romina Amato / Joerg Mitter /
for Wings for Life World Run


【文章】EeNa編集部

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