【ナイキ エア マックス プリデイ】1979年から継承される、イノベーション モデル!



ナイキ エア マックス プリデイは、1979年から1981年にかけて作られたデイブレイクなど、ナイキのジョギングシューズの黄金時代を彷彿とさせるスタンスと、大胆にかかとに配されたナイキ エア ユニットを組み合わせたエアの新境地を開くモデルだ。



ナイキ エア マックス プリデイ ¥14,000 + 税 

1970年代後半と2020年代を融合させた、視線を引き付けるシューズの美しさは、制作する上で廃棄物を最小限にとどめ、重量換算で20%以上の再生素材を使用し(アッパーは100%再生ポリエステル、アウトソールにはナイキ グラインド ラバーを13%含有)、エア ユニットを全く新しい視点で配置することで、シンプルなデザイン理念をしっかりと表現。かかとに配された露出部分が大きいエア バッグは、現在のエア マックス 1、エア マックス 90、エア ジョーダン III、IV、V、VIの各モデルに用いられているものと同じとなる。 

しかし、一つのウィンドウからエアを見せるのではなく、ミッドソールとアウトソールの間でしっかりと露出させている点が異なる。 



技術の使い方で視覚的なインパクトを生み出したことに加え、このエア ユニットの使い方によって足に感じる感覚も新しくなっている。足とエアの間の素材の重なりを減らし、エア ユニットを2つの硬めの素材の間に挟むことで、エア マックス プリデイは一歩進むごとにこれまで以上にはっきりとした弾みを感じることができる。 

この画期的なエアの使い方により、このシューズがエアの進化を感じさせると同時に、数十年の間クッショニング技術の実験と革新を続けてきた歴史を誇るものにもなる。エア ソール技術は70年代後半のテイルウインドで初登場したが、ナイキのアイコンとしての発展は、ナイキの社内工場であるエア・マニュファクチャリング・イノベーション(エア MI)による継続的な開発作業のたまものと言える。



エア MIの前身は、品質、サービス、イノベーション、エンジニアリングの4つを理念にプラスティックを生産していたセントルイスのテトラプラスティクスという会社で、1981年からナイキとエア ソールに関する協力を始めている。その後1986年にはエア マックス 1の生産を可能にした筒型チューブの成形技法を開発し、1989年から1991年にはビジブル エア シューズのクッション性をさらに高めるエア バッグの中空成形を開発した。2社の関係はさらに深まり、1991年にはナイキがテトラを完全買収するに至った。 

その後30年間、エア MIは常にイノベーションを生み出してきた。エアの進化の中でも画期的だったのは熱成形技術の開発で、これにより新しい形状のエア バッグでパフォーマンスを向上させると同時に、エア ソール生産過程の廃棄物の90%以上を再利用して革新的なクッショニングシステムを作ることを可能にするなど、サステナブルな生産の面でも大きな進歩を遂げた。 



プリデイにおいても、ナイキ エアがさらなる進化を見せている。同時に、すでに人気のビジブル エア ユニットの活用方法を新しく見直すことで、一つの良いアイデアが何度でも新しいアイデアに生まれ変われるのだと気づくこともできる。 

ナイキ エア マックス プリデイは、3月26日よりSNKRS及び一部のNIKE販売店にて発売予定。 

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text by EeNa

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