Nazuna 京都 椿通|路地に並ぶ町家を再生。新たに誕生した旅館が開業
明治時代に建てられた町家が並ぶ路地一体をリノベーションした旅館『Nazuna 京都 椿通』(京都市下京区)が開業した。
運営会社の(株)Nazunaと(株)Kirakuはタッグを組み、伝統的建造物を利活用した宿の企画・運営に取り組んだ。そして今回、京都の町家群全体を再生し、飲食機能と宿泊機能を備えた旅館を生み出すことに成功した。
四条大宮付近の一角にある『Nazuna 京都 椿通』は、築110年以上の京町家が並ぶ1,400平米のL字型路地一体を宿およびレストランに改修した、かつてないスケールの町家再生プロジェクトになった。
奥行のある京都らしい造りが印象的なレセプション棟を抜ければ、そこには外の世界から隔離された、花街の世界を彷彿とさせる街並みが広がる。石畳が敷かれた路地には夕暮れと共に提灯や置き行灯が灯り、宿泊客を艶やかで幻想的な空間へと誘いこむ。
Nazuna 京都 椿通
所在地:京都市下京区高辻通大宮西入坊門町838
客室数:23室
レストラン数:2
Web:https://www.nazuna.co/property/
電話:075-748-0402
Mail::tsubaki@nazuna.co