前川黛也(神戸)が伝えたい、自身のサッカー論「やはり楽しむべきもの」



リーグ4連勝と躍進を続けるヴィッセル神戸。勝利の立役者の1人となるのがGK前川黛也だ。安定した守備はもちろん、味方に的確な指示を出し、鼓舞することでチームに勢いをもたらしている。前川はプロ選手として結果を求められているが、それよりも「サッカーが大好きで楽しい」という気持ちを大切にしている。(9日ズーム取材にて)

―ここ数試合に先発で出場して連勝が続いていることについて、どう考えていますか?

前川:周りから「勝利に貢献できている」と言われることは嬉しいことですし、それを継続してやっていきたいという気持ちです。



―勝利に貢献できている要因は何でしょうか

前川:純粋に楽しめています。今までは結果を求めることが強かったのですが、結果よりも過程の中で、そもそもなぜサッカーをやっているのかという所に立ち返った時に、やはり楽しむべきものだと感じました。自分自身ももっと楽しんでやるべきだと意識しだしてから、ミスが出ても楽しめるようになって、今は凄く良い状態でプレーできています。

―柏レイソルは、オルンガ選手、江坂選手など裏を意識して突いてくる選手が多いですが、どういうことを意識してプレーしますか

前川:相手の攻撃の形は明確で、オルンガ選手、クリスティアーノ選手、江坂選手をターゲットにロングボールでカウンターを仕掛けてきて、そこから個の力で打開してくると思います。僕たちディフェンス陣は、ターゲットがはっきりしている分、的は絞れると思うので、それに対して強く行ったり自由にさせないで集中して守れればと思います。


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©️VISSEL KOBE


● text by EeNa



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