ヴィッセル神戸、ACL制覇まで残り2戦!古橋「必ず勝てる」





ヴィッセル神戸は、10日のACL準々決勝で水原山星とのPK戦を制し、ベスト4進出を決めた。蔚山(韓国)との準決勝は、13日に開催される。得点者:古橋































三浦淳寛監督

まずは審判団と水原の監督、コーチングスタッフ、他のスタッフ、そして選手の皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。水原は一人少ない中でも粘り強い守備を見せ、我々としては得点を狙い、決着をつけるためにとにかく全力で戦った試合になりました。両チームにとって非常にいいゲームになったと思います。


山口蛍選手

―非常にタフなゲームでしたが、感想を聞かせてください

先制点を取られましたが、相手が退場して、自分達が追いついて、そこからは自分達が攻める中で相手が守っていました。我慢しながらのゲームでしたが、最後はPKで決める事が出来ました。PKで勝てたのは運が味方してくれたと思っています。

―相手が10人になってからも焦れる展開だったのではないですか

相手より1人多い状況で、守りを固められた時にどうやって点をとるか課題が残りました。トーナメントでは、こういう戦いもあると思うので、ここからチームを盛り上げていきたいです。

―次の試合に向けての意気込みを聞かせてください

次に対戦する蔚山現代は、チームとしての完成度が高い、強いチームだと感じているので、中2日で、コンディションをしっかり整えて、チーム一丸となって戦いたいです。


古橋亨梧選手

―今日はタフな試合でしたが振り返っていかがでしたか

同点に追い付けてから、なかなか点を決める事はできませんでしたが、PKで勝つことができました。本当にチームが一つになって戦えているのがいい事だと思います。このままいい雰囲気のまま一つになって、応援してくれる皆さんのためにも、日本の代表として胸を張って応援をしてもらえるように頑張ります。

―FKの場面でドウグラス選手と話をしていましたが、どういうやり取りがあって蹴られたのですか

最初、ドウグラスが蹴るのかなと思っていましたが、蛍さん(山口選手)が近くにいて、ドウグラスが「下を狙えば入るよ」と言ってくれて、「まずは僕が走るから、次に下を狙って」といって、僕が蹴ることになりました。(下に)蹴ったらうまく入って良かったです。

―FKでの得点はプロになってから初めてですか

プロになってからは初めてです。大学の時に一回蹴って一回たまたま入りました。今日のような大きな舞台で決めたのは初めてでした。違った自分を見せられたのかなと思います。

―次は中2日で蔚山戦ですが意気込みをお願いします。

またすぐ試合があるので楽しみです。今日勝ったことはいいことなので、ポジティブに考えて、自分たちが出せる力の120%を出せば必ず勝てると思うので、(最後まで)勝ち続けて日本に帰れるようにしたいです。


©️VISSEL KOBE


● text by EeNa

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