大坂なおみ「遊びとスポーツを通じて女の子の人生を良いものに変える」
「プレー・アカデミー with 大坂なおみ」(プレー・アカデミー)は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)がグローバルパートナーを務めるローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団(ローレウス)より活動資金の提供を受けることが決定した。
ローレウスとのグローバルパートナーシップを通じてMUFGがプレー・アカデミーに賛同することは、大きなインパクトとなり、本プログラムの認知および活動の拡大に繋がる。
プレー・アカデミーは大坂なおみ選手、ナイキ、ローレウスが連携し、今年8月に設立。遊びとスポーツを通じて女の子の人生を良いものに変えることを目的とするプログラムだ。
スポーツをしている女の子は健康かつ、学校、キャリア、地域社会への適応能力に加え、自己意識が高く、前向きな対処スキル、高い目標設定などを備えていることが分かっている。
しかし、世界中で女の子を取り巻くスポーツ環境や生活環境には様々な課題があり、東京も15歳までにスポーツをやめてしまう女の子の割合が世界で最も高い都市の一つであり、その割合は男の子の2倍以上にも上る。
本プログラムでは、ジェンダーインクルーシブに関する研修を受けたコーチとともに、スポーツを通じて楽しく前向きな遊びの体験を提供し、女の子たちが次世代のロールモデルになれるようサポートしていく。
◆大坂なおみ選手
ローレウスのグローバルパートナーであるMUFGより、プレー・アカデミーをサポートいただけること、心より感謝いたします。今後、ナイキやマスターカード、その他のパートナー企業と協力することで、若い女性や女の子たちを支援し、彼女たちにポジティブな影響を与えることが可能になります。社会、特に社会的排除を受けている地域で育った女の子たちにとって、今日のスポーツはこれまで以上に重要な存在となりました。
プレー・アカデミーを通じて、より多くの女の子がスポーツを続けていけるようサポートし、自信と自尊心、そしてリーダーシップのスキルを身につけて、彼女たちが人生の様々な局面において活躍できるよう支援していけることを誇りに思います。
◆杉山愛氏/ローレウス・アンバサダー
世界トップクラスのテニスプレーヤーである大坂なおみ選手が、女の子の活躍の場を広げるためのプログラムを展開することを、同じテニス界の人間として、日本人として、そしてローレウス・アンバサダーとして誇りに思います。さらにMUFGのように、このプログラムに共感、賛同していただいた方々や企業から多くの支援をいただけていることも嬉しい限りです。
現在女の子や女性のスポーツにおけるロールモデルである彼女が、次世代のロールモデルの育成をサポートしていくことがとても楽しみです。スポーツの力を通じて、若い世代の女の子たちの活躍の場がますます増えていくことを期待しています。私も機会があれば是非プログラムに貢献したいです。
◆三菱UFJフィナンシャル・グループ 渡辺陽氏
この度、ローレウスのグローバルパートナーとして、スポーツの力を通じて女の子の活躍の場を広げるプログラムであるプレー・アカデミーをサポートする機会をいただきました。このプログラムが掲げている「遊びとスポーツを通じて女の子の人生を変える」というゴールと、私たちがローレウスと共に取り組んでいる「スポーツという活動を通じてよりよい社会を作る」という目標に多くの共通点を感じ、今回のパートナーシップに賛同致しました。
大坂なおみ選手は日本を代表するアスリートでありつつ、今では世界を代表するアスリートに成長されています。私たちも日本に本拠地を構える企業として、世界を代表する金融企業を目指す中で、ジェンダーに関係なく夢や成功を実現する人材を生み出す支援をしていきたいと考えています。
● text by EeNa