天龍寺|焼失と復興によって歴史を築いてきた、嵐山が誇る世界遺産
「臨済宗」天龍寺派の大本山となる天龍寺(京都市右京区)。1339年、足利尊氏が後醍醐天皇の霊を慰めるために創建した。
天龍寺は創建以降、度重なる火災と応仁の乱によって甚大な被害を受けてきた。豊臣秀吉の寄進によって復興が開始されたが、1864年の蛤御門の変で長州藩の本拠地となり再び焼失。
1877年の上地令によって境内は縮小した。現在の建物は明治以降に建てられ、敷地面積は創建時の10/1程となる。
天龍寺は日本で初の史跡・特別名勝に指定され、1994年に世界文化遺産に登録された。
【天龍寺の見どころ】
・曹源池庭園(そうげんちていえん)
・雲龍図
・達磨絵
・愛の泉
・種類豊富な植物
天龍寺
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
年中無休
営業時間:8:30~17:00
電話:075-881-1235
HP:http://www.tenryuji.com
【取材】山下大輔
【文章】EeNa編集部