藤田直之が大阪ダービーを振り返る「皆で声を掛け合いながら良い距離感で守れた」

セレッソ大阪は、7日のトレーニング終了後にリモートインタビューを行った。ガンバ大阪戦で安定したプレーを披露したMF藤田直之(33歳)は、「やりたいことをある程度表現できた」とチームのサッカーに手応えを感じていた。

―前節から再開したガンバ戦を振り返っていかがですか?

藤田:この長い中断期間を経て、ようやく試合ができたので嬉しかったですし、そこに携わってくれた方に感謝したいと思います。

再開初戦がダービーのガンバ戦ということで、ただの1試合ではなく重みもある試合をしっかりものにできたというのは、「これから勢いつくのではないか」と思います。

―サポーターがいない普段とは違うピッチ内の空気、声がよく通ったと思います。プレーしてみてどう感じましたか?

藤田:素直に「サポーターがいてくれたら」と思いますし、特にダービーだったので、すごく良い雰囲気を作り出してもらえる試合だったので、すごい残念でした。

やっぱり、「サポーターと共にダービーの勝利を味わいたかった」と選手も皆言っていましたし、よりサポーターの方も思ってくれていると思います。あの独特の雰囲気の中でプレーする難しさも感じながらやっていました。

―試合内容的には、ブランクを感じさせない攻撃も守備もしっかりとコンセプトを表現できた、という手応えもあったのではないですか?

藤田:僕たちがやりたいことをある程度表現できたと思います。相手にボールを持たれる時間帯もありましたけど、相手が後ろに人数をかけてボールを持たれる分には、こちらもしっかり我慢をして皆で声を掛け合いながら良い距離感で守れたと思います。

次はホームの試合です。サポーターへ向けてメッセージをお願いします。

藤田:僕たちも「サポーターの前で試合をしたい」と思っていますし、サポーターの方々も「早く会場で応援したい」と思ってくれていると思います。次の試合でもより気持ちの入ったプレーをして、皆さんがよりスタジアムで応援したくなるような試合をしたいと思います。


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