大阪・心斎橋に新しい働き方をデザインする『The Place』が誕生
デザイナーズオフィス事業を手がけるヴィス(大阪市北区)は、大阪・心斎橋にオフィスビル『The Place(ザ プレイス)』を建設中で、2021年1月に開業を予定している。それに先駆け、8月3日に公式ウェブサイトをオープンし、テナントの募集を開始した。
近年の『働き方改革』推進や、新型コロナウイルスの影響によるテレワークやワーケーションなど働き方の多様化は、多くの人がオフィスのあり方について考えるきっかけとなった。オフィスは不要になるという声もあるが、ヴィスは、今後のオフィスは単なる“働く場所”から「企業カルチャーの浸透や人材の育成、イノベーションの創出、社員のエンゲージメント向上」など、“人が集まることによる効果を創出する場所”に変化していくと考えている。
オフィスビル『The Place(ザ プレイス)』では、『TSUMUGI(ツムギ)』というコンセプトの元、入居する各企業の文化や個性ある人々、それぞれの働き方が入り組み、お互いに高めあうことで世の中に価値あるものを作ることを目指している。『The Place(ザ プレイス)』という名称には、これからのオフィスのあり方を発信する“場所”としての意味が込められていて、多様化する働き方に対応した“場づくり”をしたいという想いがあるのだ。
■オフィスビル『The Place(ザ プレイス)』のコンセプトについて
2020年1月、ビルの建設を開始したタイミングで新型コロナウイルス感染症が拡大し、テレワークの普及やオフィスのあり方の見直しなどの動きがあった。その環境変化の中で、さまざまな働き方を実践できる場所をつくろうとビルのコンセプトを具体化し、コロナ禍での変化も好機と捉えることができたという。
ビルのコンセプトは『TSUMUGI(ツムギ)』。働き方が多様化する中、『Creative(クリエイティブ)』『Social(ソーシャル)』『Discovery(ディスカバリー)』の3点を柱に、異なる企業文化や個性ある人々が集まり、それぞれが仕事に向き合い、互いに高め合うことで世の中に価値あるものを作っていく状態を意味している。
最初は糸のように細くても、一本一本が交わりつむぎあうことで一枚の個性ある織物となるように、コミュニケーションを通して価値を創造できるという想いが込められている。
■オフィスビル『The Place(ザ プレイス)』の概要
大阪メトロ 四ツ橋駅より徒歩3分、心斎橋駅より徒歩5分。長堀通りに面した利便性の良い場所。企業ごとのプライベート空間と共有空間をビル内に共存させることにより空間使用効率の最大化を図る。企業規模に応じた専用スペースに加え、ラウンジエリア(フリースペース)や会議室は共用スペースとなり、契約者が自由に利用できる。
【COWORKING(コワーキング)】
ラウンジや共用ワークエリア、会議室、ルーフトップなど共用スペースのみ利用可能なプラン。外出中の空き時間を有効活用し、広々とした空間でリラックスして働ける。働き方の自由度が高まる中、場所の選択肢を増やし、より効率的に働くことができる場所を探している企業向けだ。
【SHARE OFFICE(シェアオフィス)】
3階シェアオフィスの区画契約に加え、コワーキング同様の共用スペースが利用可能なプラン。事業活動を向上させるために必要な要素を備えた、3名~7名のハイクオリティな個室空間を6部屋用意。準備期間を短く、初期投資も抑えながら新規事業の設立をしたい、関西に新たな活動拠点を作りたい企業向け。
【OFFICE(オフィス)】
4-9階の1フロア契約に加え、他プラン同様共用スペースが利用可能なプラン。各階標準設備の屋外バルコニーも使用できる。ビル全体を自分のオフィスのように利用できるため、実際の契約面積の領域を超えた広さを自由に活用できる。オフィスの開設・移転、シェアオフィスからのステップアップを考えている企業様向けとなる。
■オフィスプラン先行募集・オンライン説明会実施について
説明会への参加は、下記フォームより。
https://forms.office.com/
The Place(ザ プレイス)
所在地:大阪市中央区西心斎橋1-13-18
交通:大阪メトロ「四ツ橋駅」より徒歩3分 /「心斎橋駅」より徒歩5分
階数:地上9階建て
開業 : 2021年1月(予定)
運営:株式会社ヴィス
代表: 代表取締役社長 中村勇人
事業所:
大阪オフィス 大阪府大阪市北区梅田3‒4‒5 毎日インテシオ8F
Web:
https://theplace.co.jp
https://designers-office.jp
https://vis-produce.com
【文章】EeNa編集部