坂元達裕(C大阪)、切り返しだけじゃない!「色々な形を作れる」
坂元達裕(23)の独特のテンポから始まるキレのあるドリブル。J1前節の横浜F・マリノス戦で、坂元は2アシストと勝利の立役者となった。明日の神戸戦で期待される元日本代表の酒井高徳とのマッチアップを、坂元は楽しみにしているようだ。(15日のズーム取材にて)
―前節は昨季の王者が相手でした。振り返っていかがですか?
坂元:個々のレベルが高いチームでしたし、前半に苦しい時間帯が長かったので、強いチームだと思いました。
―相手のプレッシャーが激しかった前半に関して、割り切って凌ぐという感じでしたか?
坂元:前半なかなかボールを持てなくて、相手が前から守備に来ていました。ボールを蹴って相手に渡してしまう状況が続いていたので、前半は失点0に抑えて、後半は全員で修正してやっていこうという思いで臨んでいました。
―後半に坂元選手が2アシストということで、自信になりましたか?
坂元:(最近)得点に絡めて来ていたので自信はありましたし、常にチャンスがある中でゴールを目指していくとい思いで臨んでいました。1点目は清くんのスーパーゴールで自分は落としただけですが、2点目は自分の得意な形からクロスを入れることができたので良かったです。
―マリノス戦の2点目の仕掛けのシーンは、ボールを受けた瞬間から狙っていたのですか?
坂元:そうですね。その前の試合でもキックフェイントをやっていたので、相手も対応してくると思っていました。1回縦に体を振って中に切れ込んでキックフェイントをしようとした時に、相手が結構食いついて来ているのが見えたので、そこで縦に行きました
―相手に少しずつ対応されていると思いますか?
坂元:中と縦で2人で付いて来ることは多くなりましたが、まあ読まれて来たら普通に左でクロスを上げたり、色々な形を作れると思うので、そこは柔軟に対応しながらやっていけたらと思います。
―今節は、準備期間が短い中でヴィッセル神戸との1戦となります。
坂元:相手がどこでも、やるべきことは変わらないと思っているので、いつも通り自分たちのサッカーをやっていきたいです。
レベルの高い相手に対して、自分がどう仕掛けていくかを考えて、楽しみながらやっていけたらと思います。
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● text by EeNa