【奈良 蔦屋書店】天平ギャラリーにて「仏像展」を開催。
奈良 蔦屋書店(奈良県奈良市)は、10月2日(金)~10月23日(金)まで、奈良 蔦屋書店(2階 天平ギャラリー)にて「仏像展」を開催する。
詳細:https://store.tsite.jp/nara/
いつの時代もかわらない美しさを私たちに届けてくれる仏像。優しくも厳しく見つめてくれるそのまなざしは、私たちに人を愛する尊さを教えてくれる。
日本最古のふるさと、奈良。その昔は世界最先端の文化が遣唐使などを通じて奈良に集約されてきた。仏教はその最たるもので、日本人の生活様式、はたまた死生観までにも大きな影響を与えた。信仰としての対象としての仏像は、その象徴として現在も人々の信仰と心のよりどころとして、今もある。
本展示では、仏像彫刻の第一人者である向吉悠睦先生による作品、観音画家 木綿花(ゆうか)先生による仏画や聖林寺、秋篠寺のご協力の元、3Dデータから完全再現された再現仏像シリーズの木彫御仏「十一面観音」「伎芸天」の展示と販売をする。
また、仏像を毎日の生活の中で楽しむことを提案するブランド、「イスム」の精巧な複製仏像やメディアでも取り上げられている猫仏のような可愛らしい作品も多数取り揃えている。
仏像展
開催期間:2020年10月2日(金)~10月23日(金)
営業時間:8:00~23:00
会場:奈良 蔦屋書店 2階 天平ギャラリー
奈良県奈良市三条大路1-691−1
お問い合わせ先:奈良 蔦屋書店
代表番号 0742-35-0600
プロフィール
向吉悠睦
1961年 鹿児島に生まれる
松久朋琳師宗琳師(京都仏像彫刻研究所)に内弟子として入門
第16回京都府工芸産業技術コンクール佳賞「聖観音」
第17回京都府工芸産業技術コンクール奨励賞「十一面観音」
第18回京都府工芸産業技術コンクール奨励賞「毘沙門天」
「あさば仏教美術工房」設立(内弟子12年で独立)
第19回京都府工芸産業技術コンクール佳賞「阿弥陀如来」
鹿児島黎明館にて「仏教美術展」
第20回京都府工芸産業技術コンクール優賞グランプリ「聖観音」
高野山勧学院「国宝大日如来レプリカ」制作
第22回京都府工芸産業技術コンクール招待(以降5年)
大徳寺総見院に等身「古渓宗陳像」を収める
大阪大本山法楽寺三重塔内大日如来造仏
高野山根本大塔五智如来像御修復
大阪大本山法楽寺より「大仏師号」を賜る
神戸にて個展
淡路八浄寺に大日如来、七福神を納める
淡路八浄寺より「大仏師号」を賜る
正法山大観寺に本尊大日如来他五体を納める
東京にて個展
ハワイ・ホノルルアカデミー美術館にて仏像の展示、実演
大慧会に釈迦如来5体目を制作
写真家西宮正明氏による写真集「向吉悠睦の彫刻」出版
千手院観音庵に金剛界大日如来、胎蔵界大日如来、十一面観音菩薩を制作
総本山根来寺愛染院に愛染明王像を制作
奈良壷阪寺に「夫婦観音」を納める
四国八十八ヶ所82番根香寺五大明王の内・不動明王像修復(鎌倉の銘文が出る)
四国八十八ヶ所82番根香寺五大明王の内・軍荼利明王像修復
四国八十八ヶ所82番根香寺五大明王の内・大威徳明王像修復
貧如の一燈「照の像」を制作
2007年
チャールズ・レイ氏の依頼木彫作品「桧」4年間で完成しアメリカ・シカゴ美術館へ納品される
「やさしくわかる仏像入門」出版
2008年
広島天満屋にて個展
仙台三越にて個展
2009年
醫王寺に不動明王像を納める
福山天満屋にて個展
向吉悠睦・中村佳睦デビュー20周年
2010年
東京西新井大師徳壽院に本尊大日如来を納める
東京西新井大師徳壽院より「大仏師号」を賜る
2011年
阿含宗九州本部に準提観音を納める
京都阿含宗に准胝観音とお色目直しの恵比寿大黒天を納める
京都大徳寺龍光院頂相像4体を御修復
阿含宗本山に準提観音、龍神不動明王、龍神愛染明王を納める
2012年
京都阿含宗に宝船を納める
阿含宗北海道本部に準提観音を納める
阿含宗関西総本部に準提観音、不動明王を納める
チャールズ・レイ氏の依頼でフランスのパントマイマー、マルセルマルソーの彫刻を始める
NHK大河ドラマ「平清盛」に仏師として出演
ブータンへ取材旅行と法要参列
2013年
京都智積院不動明王矜羯羅制吒迦三尊の御修復
阿含宗山口道場に愛染明王を納める
阿含宗広島本部に準提観音を納める
阿含宗東海本部に準提観音・龍王ブロンズを納める
阿含宗関西総本部に准胝観音・赤不動明王を納める
2014年
中山寺に弘法大師像、役行者像を納める
三越日本橋本店にて「第2回あさば一門展」を開催する
エリッククラプトン氏に毘盧遮那仏龕を納める
滋賀県教育委員会文化財保護課「千年の美」つたえ人養成講座講演会
2015年
ブータン国王様に「不動明王仏龕」と皇太后様に「ヴァジュラダーラ仏龕」を納める
東久邇宮記念賞
高島屋大阪難波店にて個展
台湾の台北と高雄で個展
2016年
三越東京日本橋本店にて個展
ホメオパシックエデュケーションに阿弥陀如来・薬師如来を納める
龍泉寺に十大弟子の内、3体を納める
神顕寺に吉祥天を納める
阿含宗本山に大黒天・役行者・千手観音を納める
栗東寺に将軍地蔵を納める
2017年
新健康協会に千手観世音菩薩を納める
中山寺に4如来を納める
2018年
高島屋大阪難波店にて個展
「大天使」制作開始
全国各百貨店にて個展64回
観音画家 木綿花(ゆうか)
北鎌倉を拠点に活動中
instagram: kokotama_youka
twitter: @kokotamayouka
facebook: kokotamayouka
New York Universityを卒業後、2014年の初個展をスタートに表参道、鎌倉、京都、滋賀、奈良、ニューヨークなどで作品を発表している。色彩豊かな感性と表現力で、仏教という概念を超えた祈りの心と調和の観音を描く。 お寺での個展や、様々な分野のアーティストとのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる。 現在は自身のkokotama galleryを拠点に活動している。
今月 10月10日から12月6日までは、奈良の総本山長谷寺の本坊 大講堂にて個展を開催。
1988年 東京で生まれる
2011年
New York University美術学士を優等で修了
2014年
初個展「kokotama bosatsu」開催 (北青山)
2015年
北鎌倉へ拠点を移し、 北鎌倉kokotama galleryをオープン
「月鏡-tsukikagami-」展、個展「千早振る」開催( kokotama gallery)
北鎌倉 東慶寺ギャラリー&ショップ
イスムの仏像ワールドの催事「新しい祈りのかたち」 (松坂屋名古屋店)
ネパール ゴールデンテンプル奉納
2016年
インド舞踏家の小野雅子 x 木綿花 コラボレーションイベント ”天地 水の元” (円覚寺山内 佛日庵)
木綿花展 「水の元」 (イスム 仏像ワールドギャラリー)
寺カフェ代官山 店内内装デザイン
浄土真宗本願寺派 生田山 信行寺 春秋苑 青蓮堂 「こころの中に」
2017年
「心に響く現代の仏像・仏画展」 (京王プラザホテル)
木綿花展「息吹」(イスム 仏像ワールドギャラリー)
「観音の光耀」(香老舗 松栄堂 京都本店)
浄住寺 「慈しみ咲く」 依頼制作(京都 葉室山 浄住寺)
2018年
ニューヨーク 和技WAZA Concept Store 特別展示
ニューヨークPleiades Gallery JCAT合同展参加
木綿花展 「あまねく」 (イスム 仏像ワールドギャラリー)
「INFINITY’S FLOWER/永遠の花」 詩x絵x音楽イベント(北鎌倉 浄智寺)
2019年
「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」コラボ作品販売(東京国立博物館)
木綿花展「花結び」(高崎白衣大観音 観音山 慈眼院境内 一路堂カフェ)
木綿花展 「月夜見 」 (Gallery+Sushi三郎寿司 あまね 横浜元町)
木綿花展 「嘉辰令月 」 (イスム 仏像ワールドギャラリー)
三井寺 コラボ作品販売 (三井寺 国宝 金堂内陣)
2020 年
木綿花展 「観音の彩光」 (三井寺 国宝 金堂内陣)
ファッション業界で活躍していた両親のもと、クリエイティブな環境で育ち、大学では様々な感性に触れ、自分の世界観を広げたいという思いから芸術学部で絵を専攻する。
一年目はBOSTON UNIVERSITYで学び、二年目からNEW YORK UNIVERSITYへ編入。
2011年、Bachelor of Fine Arts (美術学士) を習得しNEW YORK UNIVERSITYを優等で卒業。
大学を卒業後、日本へ帰国してからは、デザイナーやイラストレーターなどとして活躍していたが、絵への想いが強くなっていくのを感じ、2013年、画家として歩んでいくことを決意し、初めての個展を開催する。
日本を離れ、海外生活を経て、今までとは違う視点で日本を見つめる機会に触れ、改めて日本の伝統や文化に魅せられる。人々に長く愛され大切にされてきた観音様、そして古くから伝わる祈りの心に感動し、その心に響く絵を描きたいと感じたのをきっかけに、色彩豊かな感性と表現力で、仏教という概念を超えた祈りの心と調和の観音を描く。
絵画だけにとどまらず、kokotama(心珠)という木綿花自ら生み出したユニークな立体作品の制作にも力を入れている。kokotamaとは、“心を素直に映し出す美しい一粒の珠”という意味からつけられており、宝珠の形をした木の珠(たま)に絵が描かれている。
見て楽しむだけでなく、手で包んで眺めたくなるそんな作品であって欲しいという思いから大切に一つ一つ心を込めて制作されている。
絵だけにとどまらず、アーティストやカフェなどとのコラボレーション企画などにも挑戦し、様々な分野へ自身の世界観を広げている。北鎌倉に2015年オープンした自身のギャラリー、kokotama galleryを拠点に現在活動している。
奈良 蔦屋書店
住所:奈良県奈良市三条大路1丁目691-1
電話番号:0742-35-0600(代表)
営業時間:8:00~23:00
ホームページ: https://store.tsite.jp/nara/
Instagram:https://www.instagram.com/
twitter:https://twitter.com/nara_tbooks
● text by EeNa