藤田直之(C大阪)、名古屋戦で攻略したい「堅い守備」陣形



前節、川崎フロンターレに敗戦し、順位を3位に落としたセレッソ大阪。10日の名古屋グランパス戦に向けて、MF藤田直之は「しっかり皆で戦う」ことが大切であるという。(9日ズーム取材にて)

―川崎との勝点14差という状況についてどう考えていますか?

藤田:数字を見ると厳しいですが、「優勝を諦めた」ということはないですし、可能な限り最善は尽くします。現実的にフロンターレが止まりそうにないですし、残りの試合数と勝ち点を考えればかなり難しいと思います。

今僕たちがやれることは、しっかり2位になってその順位を保つことだと思います。「目の前の1試合をしっかり皆で戦う」という姿勢は変わらず続けていきたいです。

―失点が増えている現状についてどう分析していますか?

藤田:確かにここ数試合、かなり失点をしています。失点の仕方もちょっともったいないというか、防げるような失点をしてしまっているので。今週の練習でも守備の確認をやりましたし、分かっているようで怠っている部分もあると思います。よりチームとしてもそうですし、一人一人が見つめ直すことができれば、自ずと失点は減ってくると思います。しっかりグラウンドで表現したいです。



―今週の練習の雰囲気はどうでしたか?

藤田:次の試合がすぐにやってくるので、選手の中では「しっかりと切り替えてやろう」という声掛けもありましたし、そこまで悪い雰囲気ではなかったかなと。いつも通りしっかり切り替えて、練習をやれていたと思います。

―名古屋グランパスとの今節に向けて意気込みをお願いします。

藤田:前回、名古屋と戦った時は、試合の入りは良かったと思います。ウチがボールをしっかり握って相手を走らせることができていた中で、セットプレーからオウンゴールで失点して、試合を難しくしてしまいました。ウチは1点も取ることができなかったので、相手の堅い守備をウチがボールを持った中でどう崩していくのか。

カウンターからの失点はなかったですが、カウンターの鋭いチームでもあるので、そのリスク管理も大事になってくると思います。(そうならないためのも、)僕たちがボールを持った時にリスクを冒さないような攻撃をして、バイタルエリアに入った時はリスクを恐れないで攻める。後ろは相手の攻めに備えるバランスが大事になると思います。


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● text by EeNa

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