ヴィッセル神戸、広州恒大を撃破!ACL決勝トーナメント進出!
ヴィッセル神戸がACLの予選リーグで優勝候補の広州恒大(中国)に3−1で勝利を挙げ、決勝トーナメント進出を決めた。得点者:古橋、ドウグラス、イニエスタ
三浦淳寛監督
-勝点3を取れた要因は、どういうところにあったと考えますか
もちろん、広州恒大は力のあるチームで能力の高い選手もそろっています。我々の戦術をしっかりと選手たちに話をして戦いました。やはり、いかにして個の能力が高い選手に仕事をさせないか。しっかりとした守備をした上で我々が得点を奪うということに関しては、今日の試合はできたと思います。
-今シーズンすごく難しい時間を過ごしてきた中で、今日の勝利が次につながると思います。今後、勝ち上がっていく上でも今日の勝利は大きいと思いますが、どのように捉えていますでしょうか
本当にJリーグでは非常に難しい状況に置かれていましたが、このACLに向けて調整をしてきました。そういった中で今日に関しては、我々のやりたいサッカーをしてゲームを支配する中で、うまくコントロールできました。この試合をきっかけに、チームが勝者のメンタリティーを持って続けていけば、いい結果がついてくるのかなと思っています。
古橋亨梧選手
-今日のゴールについて振り返ってください
得点に関してはアンドレス(イニエスタ選手)がすごい良いタイミングで(ボールを)くれたので、枠に入れることしか考えていなかったです。それがうまく入って良かったです。
-リーグ戦で得点が取れない中で3得点での勝利となりましたが、これについてはいかがですか
90分通して出てる選手、出てない選手がひとつになれたので3得点することができたと思います。1失点は僕のところで防げたとは思うのですが、届きませんでした。90分通して勝ち切れたことで少しは皆さんに良い報告ができたかなと思います。次にまた(試合が)来るので一戦一戦大切にしていきたいです。
アンドレスイニエスタ選手
-勝利おめでとうございます。今の心境を聞かせてください
チームとして勝利でき、2試合で勝点6を得ることができて、私たちがそれに値するプレーを示せたことを大変うれしく思っています。このまま行けるところまで勝ち進んでいきたいと思っています。こういった素晴らしいスタジアムで試合ができることに感謝しています。
-ご自身が決めた3点目についてと、リーグ戦ではなかなかゴールを奪えていなかった状況で今日3ゴールを奪えたことについていかがですか
新しい大会に参加して新しい目標に向かって進んでいく中で、再開初戦としては非常にいいプレーができたと思います。私たちはボールを持っていいプレーができましたので、今日の結果には満足しています。ゴールを決めて勝利に貢献できたということで自分としても満足しています。
-Jリーグでいい結果を残せていなかったにもかかわらず快勝できた理由は何だと思いますか
確かに日本国内での成績については、いい成績を残すことができず非常に難しいシーズンだったと思います。先ほども言ったとおり、今回、違う大会に挑むということで、選手たちにとっては新たなモチベーションになっています。実際に今日のメンバーは新しいモチベーションを持った上で、非常にいいプレーを見せることができました。これからもいいパフォーマンスを見せて行けるところまで行きたいと思っています。
(C)VISSEL KOBE
●text by EeNa