琵琶湖博物館|絶滅の危機にある「守りたい生き物たち」の標本&パネルを展示



琵琶湖博物館は、10月17日(土)から第28回企画展示「守りたい!少なくなった生き物たち-未来につなぐ地域の宝物-」を開催する。

私たちの身の回りには、数が少なくなり絶滅が心配されるような生き物がいくつも知られ、それらを地域の宝物として守り、未来へつないでいくための取り組みも、多様な主体が行っている。

今回の企画展示では、貴重な標本やパネルを使って、生き物たちの危機的な現状と、少なくなった生き物たちを守るさまざまな活動を紹介する。



今回の見どころとしては、世界的にみて絶滅危惧種の象徴的存在であるジャイアントパンダの剥製標本が、滋賀県に初お目見えする。このジャイアントパンダの剥製は、1972年に日本にやってきた最初のペア「カンカン」と「ランラン」で、開幕直前の10月15日(木)に搬入され、展示室の中央に置かれる。

また、琵琶湖博物館とつながりのある動物園施設が保護活動に関わっているニシゴリラ、ユキヒョウ、アムールトラの剥製標本や、琵琶湖周辺で近年確認されなくなったアユモドキの最後に採集された個体の標本も展示される。

開催期間 10月17日~3月7日
開館時間 10:00~16:30(最終入館16:00まで)
開催場所 滋賀県立琵琶湖博物館 企画展示室
観覧料金 大人     300円(団体料金:240円)
     高・大学生  240円(同:190円)
     小・中学生  150円(同:120円)
※団体料金は20名以上からとなる。
※企画展示の閲覧に、別途、常設展示の観覧券が必要。

※開催初日(17日)の10時15分から、アトリウムの企画展示室前でオープニングセレモニーを開催する。(約15分間)



10月10日(土)のリニューアル・オープン以後、琵琶湖博物館の入館には、ウェブサイト画面からの事前予約が必要となった。QRコードからも事前予約の入力画面が表示される(データ提供可能)。 


● text by EeNa


 

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