サグラダ・ファミリア|ガウディの意思を受け継ぐ2026年完成の世界遺産



サグラダ・ファミリアは、カタルーニャ語で「emple Expiatori de la Sagrada Família」と呼ばれる、スペイン バルセロナにあるカトリック教会の聖家族教会となる。   


サグラダ・ファミリアは2005年にユネスコの世界文化遺産に登録されると、世界中で未完成の建造物として話題となった。


設計図はなく、ガウディがこの世を去った後、建設のために用意した多数の資料は国内内戦中に焼失。だがそれでも完成させようと、試行錯誤を繰り返しながら建設が進められてきた。


これまで、新しい部分の工事と完成部分の補修を繰り返してきたので、「完成までに300年以上かかる」と言われてきた。


建築家アントニ・ガウディ(スペイン カタルーニャ出身)が1983年に着工を開始してから137年も経過しているが、いまだ完成していない。

だが、着工から153年目となる「2026年に完成する」と発表された。IT技術を導入したことで、完成までの見通しが立ったのだ。


2026年は、ガウディ没後100年の節目となる。歓喜の瞬間は、刻々と迫っている。

サグラダ・ファミリア
所在地:スペイン バルセロナ
公式HP https://tickets.sagradafamilia.org/en


【取材】EeNa編集部(2019年11月)
【文章】EeNa編集部

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