セレッソ大阪「2021 読書推進プロジェクト」を実施のお知らせ



セレッソ大阪は、子どもたちが本を読むことで知識を深めるとともに読解力を向上させて、また読書を通じて豊 かな心を育んでいくことを目的として、これまで大阪市立図書館と協働し様々な活動を実施してきた。


2019 年から、大阪市立図書館との個々の取り組みを大きな枠組みに再編し、「読書推進プロジェクト〜本を 読んで、人生を豊かに〜」として大阪市内外の企業や団体とともに活動を実施している。

さらに 2021 年から、堺市教育委員会とも協働し、セレッソ大阪のホームタウンである大阪市および堺市の両市で、幅広い活動を行っていく予定だ。 引き続き新型コロナウイルス感染による影響が残る中ではあるが、あらためて「本を読むことの楽しさと魅力を伝えていきたい」という。



大阪市立中央図書館 館長 飯田 明子氏

大阪市立図書館は、子どもの読書活動を推進するため、団体・企業などとも連携・協力を進め、子どもや子どもの周りの大人が一緒に読書に親しめる環境づくりを進めています。

セレッソ大阪とは、これまでも巡回展示の実施やオリジナルしおりの配布などを協働で取り組んでまいりまし たが、2019 年より「読書推進プロジェクト」の一環として、読書手帳を作成いただき、市立小学校の児童のみな さんにお渡ししています。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外出することも難しい状況ではありま したが、たくさんの子どもたちが読んだお気に入りの本を読書手帳に記入し、図書館に持ってきてくれました。

今年度も楽しい読書手帳をご提供いただきました。「読書チャレンジ」などの関連企画を通じて、市民のみな さんが、読書はもちろん、サッカーをはじめとしたいろいろなスポーツにも親しむきっかけとなれば幸いです。



堺市教育委員会事務局 教育監 松下 廣伸氏

堺市教育委員会事務局では、学校図書館教育推進事業の一環として、平成24年度から、独自の読書ノートを作成・配付し、子どもたちの読書活動を推進してまいりました。

このたび、セレッソ大阪様より「読書推進プロジェクト」のご提案をいただき、本市における読書活動推進の方針と通じる部分が多く、協働して取り組みを進めることとなりました。読書手帳を活用して子どもが自然と読書 に取り組もうとする「きっかけ」と「仕組み」をつくることで、これまで以上に多くの子どもたちに、読書の習慣を身 につけることができると期待しています。

新型コロナウイルス感染症への対策として、生活様式をはじめとする様々なことが変わっていく状況である からこそ、読書を楽しむことを通じて、多くの知識を身に付け、豊かな心を育むきっかけとなることを願っていま す。


©️CEREZO OSAKA


text by EeNa

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