平安神宮|幕末の動乱後に創建された、上質な異空間に惹かれる宮殿
1895年4月1日、「平安神宮」は平安京に遷都(都が長岡京から京都に移動)してから1100年を記念して創建された神社だ。(京都市左京区)
平安神宮では、平安京に遷都した桓武天皇と、平安京最後の天皇となった孝明天皇の二神が祀られている。
3.3万㎡もの広大な敷地に、平安時代の正庁を再現した社殿と、伝統的な造園技術を駆使した庭園が広がっている。
創建当時、京都の町は幕末の戦乱によって壊滅状態にあった。幕府軍は新政府軍に敗れ、時代は江戸から明治へと変わる。首都機能は京都から東京へ移り、京都の街全体に深い痛みと悲しみが広がっていた。
だが、「京都の町に明るさを取り戻したい」という人々が全国各地から集まり、平安遷都から1100年という節目の年に、京都再建を願って平安神宮が建てられたという。
【時代祭】
京都三大祭の1つで、毎年10月22日に開催される。
【ご利益】
・縁結び
・開運
・厄除け
・健康
・安産
・学業成就
【京都五社巡り】
①平安神宮
②上賀茂神社
③八坂神社
④松尾大社
⑤城南宮
京都にある五社を巡ると、開運招福、厄除け、商売繁盛、縁結び、学業成就のご利益が倍増すると言い伝えられている。
平安神宮
住所:京都府京都市左京区岡崎西天王町
電話:075-761-0221
HP:http://www.heianjingu.or.jp/
【取材】山下大輔
【文章】EeNa編集部