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柿谷曜一朗はガンバ大阪を警戒「僕たちがしっかりと倒して勢いを止めないといけない」

コロナ禍によって、7月4日から再開されることになったJ1リーグ。大注目のカードが大阪ダービーの「セレッソ対ガンバ」だ。6月30日のトレーニング後に、セレッソのエースの柿谷曜一朗選手(30歳)が、ガンバ戦に向けた心境を語った。

今週末J1リーグが再開します。今の気持ちはいかがですか?

柿谷:ゆっくり準備できたので、楽しみな部分もありますけど、今までゆるかった訳ではないですけど試合がなかったので、緊張感が少し欠けていた部分もあったと思うので。

先週から試合のためにという練習がどんどん始まってからは、チームとしてピリピリというか集中して練習できていると思います。長かったシーズンオフみたいなイメージでみんな捉えているので。開幕戦という意味で捉えて、皆いい準備ができていると思います。

トレーニングマッチを何試合か重ねてきて、今のチーム状態はどのような感じになっていますか?

柿谷:怪我人もなく、全員がプレーできる状態ですし、監督の戦術だったりコンセプトというところを、本当に長い間、練習ができなかった分、ビデオでミーティング出会ったり色んなポジティブな要素があったので。チームとしてやることが、まとまったまま練習ができていたので。

去年、監督が変わって色々と考えながら戸惑いも多少はあった中で、2年目ということで全員が戦術を理解しているし、成熟したところを見せられるのではないかなと思っています。

今年のガンバ大阪に、どのようなイメージを持っていますか?

柿谷:開幕戦のマリノスとの試合もそうですけど、もともと一緒にやっていた選手も集まっている中で、チームとしてやりたいことと選手同士がやりたいことが、まだ完全に一致していないというイメージが正直あったのですけど。

ただあのメンバーなので、正直勢いがつくと止められないと思うので。次のダービーで僕たちがしっかりと止めないと、そのまま行ってしまう気がするので。僕たちがしっかりと倒して勢いを止めないといけないかなというイメージがあります。

昌子源選手が加入したガンバのDF陣を、どう崩していくのでしょうか?

柿谷:(ガンバは)もちろん能力のあるDF陣だと思いますけど、DFというよりは攻撃の選手をより生かせるDFが揃っているというイメージがあるので。先にしっかりボールを握って、無理をせずというところもありますし、ボールを握られる時間ももしかしたら増えるかもしれないですけど、だからこそ一瞬の隙をついて今までやってきたコンセプトや戦術というのを、全員がピッチで表現できればチャンスは必ずくると思います。

ただ、(ホームのガンバは)攻撃的にくると思うし、ダービーなのでね。戦術がどうとかは、正直スコアには関係してこないかな、というイメージがあるので。相手はもちろんすごいメンバーが揃ってきますけど、僕たちも負けていないと思いますし。自分たちが表現できる全てのことを出し切れば。まあ相手も同じなので、どうなるか分からないですけど、Jリーグの中で1番いい試合ができれば良いですね。

©️CEREZO OSAKA

セレッソ大阪
https://www.cerezo.jp

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