「ドローン チャンピオンズリーグ2020」APEX(デンマーク)が首位を撃破!
デンマークのレーシングチーム「APEX」は、ドローンチャンピオンズリーグ第2戦(8月8日、9日)で接戦を制して優勝した。APEXは決勝でリーグ首位のXBlades(イギリス)に劇的な勝利をおさめ、ドローンレース界に衝撃を与える程の結果をもたらした。
ドローン チャンピオンズリーグ
ドローン チャンピオンズリーグとは、世界最高峰の8チームが参加するドローンレースで、全チームは世界4会場を転戦し、総合ポイントで世界王者の座を争う。
レースではFPVゴーグルを装着したパイロットが、ドローンに取り付けたカメラの映像を見ながらレース機を操縦する。最高時速は140kmにも達し、スピードとタイムを競い合うエキサイティングでスリリングな新感覚スポーツとなる。
また、高速ドローンから生み出される音と光と映像による融合が、かつてない感動を呼び込むので、近未来型の究極のエンターテイメントであると言える。
2戦目の会場はプロップタウン(アメリカ)
チャンピオンズリーグ2戦目は、架空の都市プロップタウン(アメリカ)で開催された。このレースコースのトラックの設立に、2,000時間近くもかけられたというから驚きだ。
1日目の予選、リーグ1位のXBladesはAPEXに貫禄勝ちをした。
2日目、両チームは決勝に勝ち進み、再び対戦した。
APEX ギャンブル選手
「レースは実生活そのもので、私たちは頭の中で常に飛んでいます。日々すべてがプレッシャーとなっているけど、それを好んでやっているからね。私が所属するチームAPEXは、決勝で速く飛ぶことができたので勝利を勝ち取りました。」
ギャンブル率いるAPEXは、XBladesとの激闘を9−7という僅差で制し、2戦目で優勝した。
惜しくも負けたXBladesのピーターソンズ選手は、レースを次のように振り返った。
「私たちのチームは本当に素晴らしい仕事をしていますし、チームの皆を誇りに思っています。XBladesは速いチームですが、今回はわずか数ミリ秒の差で負けてしまいました。今回のレースでさらにステップアップできたと思います。」
XBladesは、世界選手権で5回目のタイトルを目指して首位を走り続けている。一方、APEXはこの勝利により、XBladesに70ポイント差と迫り、逆転優勝に向けて弾みをつけた。
チャンピオンズリーグ3戦目は、8月22日と23日に万里の長城(中国)で開催される。
ドローンチャンピオンズリーグ2020総合順位
1. XBlades Racing(イギリス)940ポイント
2. Quad Force One(アメリカ)870ポイント
3. APEX Racing(デンマーク)870ポイント
「ドローンチャンピオンズリーグ2020」シーズン日程
第1戦 7月18〜19日:ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)
第2戦 8月8〜9日:プロップタウン(アメリカ)
第3戦 8月22〜23日:万里の長城(中国)
第4戦 10月3〜4日:チューリッヒ湖とラークス(スイス)
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【文章】EeNa編集部