北園丈琉が徳洲会体操クラブに所属するワケ「ここで強くなりたい」
第3回ユースオリンピック競技大会の体操男子個人総合と種目別で、計5個の金メダルを獲得した北園丈琉(きたぞのたける)選手。現在、大阪・清風高校に通う北園は、2021年4月から徳洲会体操クラブ(監督:米田功)に所属することが決定している。
8月8日(土)、清風高校で北園の徳洲会体操クラブ所属の発表と公開練習が開催された。北園、梅本監督(清風高校)、米田監督(徳洲会)は、今回の発表を受けて今後の目標や期待についてコメントした。
◆北園丈琉選手
―なぜ徳洲会体操クラブへの所属を決めたのか?
「体操を続けていく上で、一番体操に専念できる環境であると思ったからです。徳洲会体操クラブは全てが魅力的です。ここで強くなりたいと思いました。」
―直接社会人クラブへ所属することへの不安はあったのか?
「人とは違うチャレンジをすることに不安もあったが、何が一番良いのかをたくさん悩んで決めました。」
◆清風高等学校体操競技部 梅本英貴監督
―北園選手の決断について。
「徳洲会体操クラブに所属するという決断は強い気持ちがないとできないと思う。北園選手の自身の夢への強さを感じました。」
―今後、北園選手に期待することは?
「体操だけではなく、社会に出て色々と経験を積み、人間として成長し、強さを身に着けてほしい。この力がつけば必ず世界で活躍できる選手になれると思います。」
◆徳洲会体操クラブ 米田功監督
―北園選手を迎えるにあたって。
「徳洲会体操クラブとして世界で活躍する北園選手を迎え入れることができ嬉しく思っています。」
―北園選手の強みは?
「北園選手は、自分の夢に向かいブレずに前に進む力、素直な吸収力が技術を産んでいると思います。」
「北園丈琉選手 徳洲会体操クラブ所属発表 公開練習」
【主催】徳洲会体操クラブ
【日時】8月8日(土)13:00~
【場所】清風高等学校 大阪市天王寺区石ヶ辻町12-16
【出席者】北園丈琉選手(清風高等学校 体操競技部)
梅本英貴氏(清風高等学校 体操競技部監督)
米田功(徳洲会体操クラブ監督)
【文章】EeNa編集部