イニエスタ(神戸)、三浦新監督体制の下「一丸となって戦っていきたい」



ヴィッセル神戸の新監督に三浦淳寛氏が就任し、25日のズーム会見で強い意気込みを語っていた。また主将のMFアンドレイニエスタとDF大﨑玲央も、今まで同様に勝利のために戦う覚悟だ。



三浦淳寛新監督

「みなさん、こんにちは。監督の退任を受けて、私の名前が挙がり、受諾することを決めました。突然の事だったのでとても迷いましたが、僕の思いとしてはやると決めたからには覚悟をもってヴィッセル神戸というチームのために全力を尽くして頑張りたいと思います。みなさん、宜しくお願いします。」



アンドレス・イニエスタ

「監督交代ということは決して簡単な事ではないです。もちろん難しさはありますが、クラブにとっての最善であると考えています。チームとしてなかなか結果が伴わない中でも、まだまだリーグ戦もACLも残っていますし、一丸となって戦っていきたいと思います。

印象はすごくポジティブです。監督経験は初めてかもしれませんが、これまで日本に来てから幾度となく話している中でも積極的にボールを繋いでいくというスタイルは、チームが目指している方向だと思います。これまでチームがやってきたポジティブな面に新たに良い面を付け加えることでさらに良くなっていくと感じています。

今までやってきたことから考えると、(鳥栖戦は)決して素晴らしい内容だったとは言えないかもしれませんが、4得点して最後までこのアドバンテージを守り抜いて勝ち切ることが出来たのは、そういった意味でチームがここから流れを大きく変えていくためにも大きな一歩になる試合だと思います。明日の試合はまた別の試合ですが、この流れでチームとして自信をもって臨みたいです。」



大﨑玲央

「監督が代わってもやるサッカーは特に変わることもないですし、大きな心境の変化というのはありませんでした。

監督からミーティングでも言われていますが、負けていい試合など1試合もないので、内容もそうですが、一番は結果にこだわりたいです。

攻撃もそうですが守備の確認のところで、細かい部分を修正しています。プレスに行く時はチーム全員で行くこと等、ディテールを確認しながら取り組んでいます。

この間の試合で勝てたことはよかったのですが、ディフェンダーとしては3失点したことは満足できるものではありません。反省すべき点です。自分たちがボールを支配して失点はもちろんゼロに抑え、最低でも1点に抑えていかないと難しい展開になってしまうので、ディフェンダーとしては無失点を心がけていきたいです。

昨日、今日と(三浦監督と)ミーティングを2回して、ポジティブでいなければいけないということは言われています。あとは、監督が気になっている点、プレスのタイミングであったり、切り替えの速さだったりも伝えられました。特に切り替えの速さの点を言われています。」


VISSEL KOBE.. https://www.vissel-kobe.co.jp
©️VISSEL KOBE


● text by EeNa

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