「沖縄に重要な鍵がある」パーソナルトレーニングPROVALEが描く、壮大な夢
パーソナルトレーニングジムを運営する株式会社PROVALE（沖縄市）で代表取締役社長を務める山田誠さんは、自らトレーナーとしても活躍されています。山田さんはトレーニング事業を通じて、「沖縄から世界に向けて行いたいことがある」といいます。今回、山田さんに独占インタビューに応じてもらいました。
（株式会社PROVALE 代表取締役社長 山田誠さん）
－山田さん、何かスポーツをやっていましたか？
山田：野球となります。小学校2年生の頃に、一つの上の兄が「野球クラブに入りたい」と言って、私もその体験会に付いて行き、いつの間にかそこで野球を始めていました。
―憧れの選手はいましたか？
山田：「大魔神」佐々木投手でしたね。
―ポジションはどこでしたか？
山田：オールラウンドプレーヤーでしたが、特にショートとピッチャーをやる機会が多くありました。
―選手時代１番の思い出はありますか？
山田：高校時代になりますね。私は新学校の一期生で、監督は多くの高校野球部で指導経験がありました。ですが、私のことを尊敬し、信頼してくれていたこともあり、私は自らの練習メニューを考えて決めていました。
メニューに関しては、自分のことだけでなくチーム全体と選手一人ひとりに何が必要であるかを分析した上で作成していました。
自由にやらしてもらったがその分、負けたときの責任の大きさ計り知れないぐらいありました。しかし、勝った時の喜びは最高でしたからね。あの時の経験が今の私に生きている、と実感しています。
―スポーツトレーナーの道に進んだ理由を教えてください。
山田：まず学校の先生になり野球部の監督になろうと考えて大学に進学しました。
大学の友達の勧めでトレーナーチームの活動を体験すると、とてつもない衝撃を受けました。身体が瞬時に変わってしまったのです。
チームの先生の指導は厳しく、会う度に怒られていましたね。でも、先生から学んだ知識を習得できれば、人の身体と心を変えて、影響力のある人間になれると確信できたのですよね。これまでトレーナーとして、諦めずに懸命に取り組んできました。
―沖縄という地で、パーソナルトレーニングジムを立ち上げた経緯が気になります。
山田：私は歴史、特に近代社会を学ぶことが好きで、栃木のスポーツクリニックのドクターと靖国神社の遊就館に行くと、人生観や日本に対する想いというものが変わりました。
―どのように変わったのですか？
山田：遊就館の資料に、歴史の教科書には書かれていないことが記されていました。そこには、今まで自分たち日本人が知らされていなかった多くの事実が記載されていたのです。
それから、どうすれば正確な事実を伝えることができるのかを、自分の中でずっと模索し続けましたね。すると、JリーグのFC琉球から「トレーナーとしてチームに加わってほしい」と声がかかりました。「これは天からのお告げだ」と思い、誰にも相談しないで琉球入りを決断しました。
―素晴らしいですね！
山田：「沖縄に行けば自分が本当にやりたいことが見つかるかもしれない」という期待を胸に秘めて旅立ちました。沖縄に住み、沢山のことを学びながら感じていると、１つの答えが見えてきたのです。
―その答えとは？
山田：「沖縄に誇り高き日本を取り戻す重要な鍵がある」ということですね。沖縄の人達が描く日本に対する歴史認識が変われば、声を上げて立ち上がる人達が増えていくと確信しました。
今の自分にできることは、トレーニングや治療でありますから、これらの手段を通じて「人々の心に飛び込み、同志を集めていきたい」と思い、PROVALEを立ち上げました。
―沖縄で具体的に何を感じていますか？
山田：①自然に生かされているということを実感できていること。
②沖縄県民だけでなく沖縄に移住してきた人たちが沖縄を愛していること。
③アジアの中心位置にあり、日本の良さを伝える為の最高な地形位置であること。
皆さんに、沖縄で観光するだけでなく、平和記念公園の資料館に行ってもらいたいですね。沖縄の表面上だけでなく深いところまで沖縄を知ってもらいたいですからね。
―熱過ぎます（笑）。治療をする上で何を大切にしていますか？
山田：まずをその人を知ることを大切にしています。その為、質問とチェックを多く行います。一見、遠回りに感じられますが、それをするだけで何が原因であるかが分かり、最短距離で改善することができるのですよね。
―PROVALEを山田さん、ドス・サントス・エドアルド・クリマシオ（ドゥダ）さん、石井・ドスサントス・エドアルド（エド）さんと3人で運営していることについて、感じることはありますか？
山田：違う業種であり違う国籍の２人とタッグを組んでいるので、業界や世界の壁がないことが強みだと思います。
違いがあっても３人の想いは同じです。何かをする時の推進力は計り知れないものなので、自分でも怖いです（笑）！
―新型コロナウイルスによって、考え方や行動に変化はありましたか？
山田：自分と真摯に向き合うことができたと思います。これまで当然、当たり前とされてきたことが崩壊し、世の中が簡単に変わっていくことを実感しました。
当たり前や常識が覆されて、いつ自分の命が尽きるかも分からないからこそ、人の目を気にしている場合ではないと感じました。だからこそ悔いのない人生を全力で歩もうと思います。
―今後の展望を教えてください。
山田：これから沖縄のスポーツ発展・健康促進に尽力し、その波をアジア諸国に轟かせていきたいです。また、南米にも本腰を入れて展開をし、全世界に向けてPROVALEの名を刻んでいきたいです。
―これからPROVALEでトレーニングを考えている人たちへメッセージをお願いします。
山田：トレーニングラボに来ていただくことで、新しい世界を見えるようになります。パワースポットのような場所だと私は思っています！！
騙されたと思ってトレーニングラボに来てみてください（笑）！
―山田さんにとって、スポーツとは何になりますか？
山田：言語が違えど繋がることができ、人々を１つにまとめることができる素晴らしいツールとなります。
―最後に。山田さんの夢は何になりますか？
山田：大勢の人に愛を与え、愛されて死にたいです！（笑）！！
株式会社PROVALE
https://provalesports.wordpress.com
山田誠
株式会社PROVALE 代表取締役社長
スポーツトレーナー
栃木県佐野市出身
流通経済大学 スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科（卒）
流通経済大学で10種目のスポーツのインターントレーナーを経験。
卒業後、東京の整形外科に就職し地元のスポーツクリニックに転職。
佐野市でスポーツクリニックと連携した株式会社K-Conditinoning&Performanceを設立。
FC琉球からオファーを受けて出向という形で契約。
沖縄の良さに惹かれ、沖縄市に株式会社PROVALEを設立。
ドス・サントス・エドアルド・クリマシオ（ドゥダ）
~Dos Santos Eduardo Climacio~
PROVALEコーチ
【選手歴】
・S.E Palmeiras （ブラジル）
・S.C Corinthians （ブラジル）
・Suerte BANFF 名古屋
・シュライカー大阪
【指導歴】
・BANFF Futsal Club 名古屋 監督 （2004-2007）
・シュライカー大阪 サテライト 監督 （2008-2011）
・シュライカー大阪 トップチーム 監督 （2011-2014）
・FC大阪 ヘッドコーチ （2014-2017）
・FC琉球 アカデミー・スクールコーチ （2018）
・FC琉球 トップチームコーチ （2019-現在）
石井・ドス サントス・エドアルド（エド）
〜Ishii Dos Santos Eduardo〜
PROVALEコーチ兼映像クリエイター
Text by EeNa
