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「子供が元気になる」ためには「大人改革をする」しかない! グローバル フィットネス イベント主催 池田輝男氏



「元気の輪を広げていく」ことをモットーに、運送業やパーソナルトレーニングジムを運営する池田輝男氏。2020年12月、池田さんは世界中が繋がるイベント、ドリーム フィットネス スーパーライブ(会場:恵比寿アクトスクエア)を主催した。イベントは、カリスマトレーナーのAYAさんら豪華講師陣と、会場とオンラインから駆けつけた800名もの参加者によって、盛大に開かれた。池田さんは、フィットネスを通じて伝えたいことがあるという。単独インタビューに応じていただいた。


(中央:池田輝男氏 中央右:ジャスティス岩倉氏)

――ドリーム フィットネス スーパーライブ、かなり盛大に行われましたね。参加者から、どのような声がありましたか?

池田:お客様から、「楽しかった!運動することは良いことだよね!これから運動を始めてみよう!」という声を聞くことができました。皆さんの「元気の輪を広げていく」という1番大事にしていた目的を達成できたのかな、と感じています。



――現地でイベントを見学させていただきました。会場全体が熱狂の渦となり、参加者の皆さんが笑顔で夢中にフィットネスに打ち込んでいる姿が清々しいと思いました。池田さん、今回なぜフィットネス イベントを開催されたのですか?
 
池田:私が尊敬するアンソニー・ロビンズの教えでは、「まずフィジカルから入っていくことが大事だよ」とあります。彼は、「心で心を治すことはできないので、身体を良い状態にしてから心と身体をつなげていく」という考えを持っています。

そのためにはフィットネスが必要だと思いますし、フィットネスによって「体を動かすことの大切さを皆さんに伝えたい」という想いが大元にありますね。この想いが、私が大切にしている「元気の輪を広げていく」という言葉に繋がっていきます。



――「元気の輪を広げていく」ために、イベントを開催されたのですね。

池田:そうなります。会場選びにかなりこだわりまして、恵比寿アクトスクエア(2020年12月で閉館)に決定しました。ここは360度のオリジナル巨大スクリーンに囲まれていて迫力と臨場感があるので、会場とオンラインで参加した人達に「フィットネスの素晴らしさを伝える」「人と人がつながる」という2つの目的を達成できたと思います。



――なるほど。ところで、これまで取り組んできたスポーツはありますか?

池田:スポーツは小学4年生から中学2年生の頃まで剣道をやっていました。もともと子供の頃から走るのが好きで、長距離走と縄跳びが得意でしたね。その後、10代と20代の頃にはスノーボードをやっていました。



――フィットネスを、いつ、どのような経緯で開始されたのですか?

池田:39歳の時にタバコをやめると体重が一気に増えてしまい、夜に足がむくんでしまって眠れなくなってしまったのです。それでダイエットをしようと思い、ジョギングを始めてフルマラソンやトライアスロンにチャレンジしていきました。スパルタンレース(第1回~第3回)にも参加しましたし、フィットネスの一環でボクシングもやるようにもなりましたね。

――非常に活発的ですね。現在はどこでフィットネスを行っているのですか?

池田:私は運送業以外に恵比寿と代々木でパーソナルトレーニングジムを運営していまして、そこでトレーニングに励んでいます。ドリーム フィットネス スーパーライブで、黄色のTシャツを着てエクササイズをしていたリーダーに、フィットネスを教わっています。 



――イベントに出演されたキャストの方々が非常に豪華でしたね。出演順に、まず、小島よしおさんに依頼した理由を教えていただけますか?

池田:小島よしおさんのギャグの「おっぱっぴー!」の意味が「オーシャン・パシフィック・ピース」であることを知った時に、「これは物凄いことだ!」と衝撃を受けました。「おっぱっぴー!」で世界と繋がる!ご本人が「おっぱっぴー!」に対してどこまで想いを入れているのかは分かりません。ですが、その想いを持って「おっぱっぴー!」をやり続けていることに感動して、小島よしおさんに依頼をしました(笑)。



――小島さんのフィットネスを観て、感じたことはありましたか?

池田:実は、イベント終了まで会場の中を移動して作業をしていたので、皆さんのフィットネスを拝見できなかったのですよね。小島よしおさん、AYAさん、YURIさんのフィットネスを観れましたが、ジャスティス岩倉さん、大山峻護さん、なかやまきんに君さん、大森健己さんについては、ほとんど観れませんでした。ジャスティスさんに関しては、私も一緒に出演していましたからね(笑)。



――私としては、池田さんが演じる「おっぱっぴー!」も拝見したかったですね(笑)。

池田:実は当日、私は会場の隅っこで「おっぱっぴー!」を密かにやっていました(笑)。「おっぱっぴー!」をやるのは生まれて初めてでして、「(片足立ちで身体を斜めにして両腕を広げるので、)体幹を鍛えていないとできない」ということがよーく分かりました。「『おっぱっぴー!』は考え抜かれたポーズなのだな」と、真剣に感じましたね。



――素晴らしい視点と分析力ですね(笑)。続いて、大山峻護さんに依頼した理由を教えていただきたいです。

池田:大山さんと数回食事でご一緒させていただいたことがありました。大山さんは本当に嘘がなく、まっすぐで正直な方なのですよね。ご自身のファイトネス(著:大山峻護 あさ出版)に書いてある通り、目的に対してまっすぐに進んでいく姿勢が本当に素晴らしいと思います。



依頼した際に快く引き受けてくださって、「誰よりも頑張ります。1番盛り上げます」という返答をくれましたからね。イベントの趣旨に一番承認していただけた方だと思います。会場入りも一番早かったですし、「一生懸命な方だな」と改めて感じましたね。



――大山さんは、迫力ある熱いフィットネスを演じていましたね。次に出演したフィットネス界のカリスマAYAさんについては、いかがですか?

池田:私の周りにAYAさんの出演を要望する方々が多く、「皆さんにAYAさんのフィットネスを通じて喜んでほしい」という想いがありました。以前、スパルタンレース(リーボック主催)に私も参加をしたことがありまして、会場でAYAさんをよくお見かけしていました。



スパルタンレースの練習(会場:リーボック クロスフィット西麻布)にも参加しましたし、「AYAさんにお会いしたい」という気持ちが個人的にもありましたからね。イベント後に、参加者の皆さんが喜んでいたので本当にありがたいです。



――AYAさん、格好良かったですよね。次に出演した怪力王のジャスティス岩倉さんと池田さんの演技は、見どころ満載だったと思います。本番に向けてかなり練習をされたのでしょうか?

池田:ジャスティス岩倉さんは、準備の段階から色々と手伝っていただきました。とにかく普段から周りの人達を喜ばせることが大好きな方なので、その姿勢が素晴らしいと思います。あの物凄い筋肉は、人を喜ばせた分だけ膨らんでいったのでしょう(笑)。



――息の合ったパフォーマンスは、お見事としか言いようがないです。

池田:練習は、当日の直前に少しやっただけでした(笑)。

――そうだったのですか?全くそのように見えませんでした。

池田:ジャスティス岩倉さんと練習で、「イケピーって呼ぶのだよ。そんなのできるわけないでしょ。イケピーさんではどうですか?そんなんじゃダメでしょ」というやり取りをしていましたね(笑)。練習がまともに進まないまま本番を迎えたので、心配でしたね(笑)。

――お2人の仲の良さが、会場の空気を変えて温かみをもたらしていたと思います。そして、筋肉といえばこの方、なかやまきんに君さんについてはいかがですか?

池田:なかまきんに君さんは以前から非常に評判が良くて、勉強熱心な方なのだなというのを知っていました。ありとあらゆる面の細部までのこだわりが物凄いと思いますし、そのこだわりがあの素晴らしい身体に繋がっていると思いますね。

――非常に繊細なのですね。

池田:なかやまきんに君さんの「世界一簡単な筋トレ」には、トレーニングを何もやらなかった人が初めてやるための方策が隠されています。筋トレをスモールステップでやられているので、フィットネス業界に革命を起こす程に価値のある発明であると思います。

「世界一簡単なスクワット」は一見楽そうに見えますが、いざやってみると結構きついですからね。会場にいた方からも「なかやまきんに君、実はきつかったです」という声もありました。



――確かに、筋肉へのこだわりを強く感じることができるフィットネスだったと思います。今回、経済界から大森健巳さんが出演されました。依頼をされたワケが非常に気になります。

池田:大森さんは、世界的な起業家でありメンターのアンソニー・ロビンズの日本唯一のエージェントの方となります。フィジオロジー(身体を動かすことの大切さ)を日本で1番知っている方なので、依頼をしました。限られた時間の中でしたが、フィットネスの素晴らしさを語っていただけたと思います。皆さんに、ぜひ繋がってほしいと思いますね。



――身体を動かすことによって心と身体がつながり、仕事やプライベートにも良い影響を及ぼす。まさに池田さんが考えられていることとマッチしていますね。そして、イベントでラストを飾ったのは、ダンサー兼フィットネス インストラクターのYURIさんでしたね。

池田:YURIさんは明るさと元気が天下一品な方なので、依頼をしました。今回の出演を快く受けていただきましたし、当日は想像以上のことをやっていただいたと思います。元気とエネルギーを振りまいていただいたので、ありがたかったですね。



――YURIさんのフィットネスはリズミカルで、会場が明るい雰囲気に包まれながらフィナーレを迎えていたと思います。今回のイベントに800名以上もの方々が参加しました。集客をどのように行ったのですか?

池田:Web上で募集をかけたり、今まで知り合った人たちを中心に参加していただきました。旅行で各国へ行って知り合った人達が、さらに知り合いを紹介してくれました。インドネシアからの参加者には、官僚や王室に近い方々もいらっしゃいましたね(笑)。



――インドネシアの方々は、ジーッと真剣に視聴されていましたね(笑)。ここで話題を変えたいと思います。2020年は、何と言ってもコロナウイルスであったと思います。コロナ禍によって、仕事とプライベートで影響を受けたことはありましたか?

池田:コロナがありましたが、会社についても個人についても、基本に立ち返ることができたと思います。今まで見えなかった真実を見えるようになったと思いますね。例えば、社内で「こうやろう。ああやろう」と話している中で、社員個々の色々な姿を見ることができました。あの人はこう動いて、この人は動かないとか。コロナに対して超ナーバスになっている人がいて、結構そういう面が業績にも繋がりましたよね。役割分担や人事における適材適所について、学ぶことができたと思います。



――良い影響を受けたのですね。

池田:そうですね。既存のビジネスで業績が落ちたのもありましたが、新たに色々なチャレンジもできるようになり、今回のイベントもその内の1つでもありました。「コロナ禍によって新しいことができるようになった」という意味で言うと、とても感謝していますね。



――コロナによって、「先行き不透明な時代になった」という声をよく耳にします。このような時だからこそ、大切であり必要だと思うことはありますか?

池田:「まずどうしたいのか?どうなりたいのか?」というのを、皆で考えることが1番大切だと思います。確かに不透明なのですが、透明な時代があるかと言えば、私は「ない」と思っています。時代は、常に不透明ですからね。



――夢はありますか?

池田:とにかく、元気な大人を作っていきたいですね。大人が元気になれば、自然と子供が元気になると思いますから。大人が「若者がどうのこうの」と文句を言う前に、「大人が明るく元気に生きようよ」と思います。そうすれば、子供も元気になるので世の中が明るくなりますよね。大人改革をすることが、私の夢でありますね。



私が著者として新たに出した書籍「丁寧」なのに仕事が速い人のヒミツ(海竜社)に、「日本の良い所と丁寧な所」について書いています。丁寧という基盤があることによって、製造業でもサービス業でも日本らしさが出ると思うので、それを今後世界に向けて伝えていきたいと思います。



――「大人改革」、心に響く言葉ですね。書籍も非常に楽しみです。最後の質問となります。池田さんにとって、フィットネスとは何になりますか?

池田:フィットネスとは!んー、フィットネスとは、、、。フィットネスは、日常の一部となります。「ご飯を食べる」「寝る」ことと同じように自然に行うもの。元気に生きるために、フィットネスをまず必ずやらなければならないと思います。フィットネスをやっていけば、心は整いますからね。

AYAさんが「フィットネスは人生の一部」と言っていましたが、本当にそうだと思います。

「心でも身体でも、若干負荷をかけることによって人は成長する」ので、「フィットネスは、人生と一緒なのだな」と思いますね。  〈了〉


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text by EeNa (Hidemi Sakuma)

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