尾崎食品 矢部社長がこだわる食品づくり「尾崎食品を100年企業にする。世界を変える。」vol.2

1971年に兵庫県神戸市で創業した『尾崎食品株式会社』。こちらでは、「食材と職人の技」にこだわった『尾崎のとうふ』などを製造販売している。矢部拓社長は、尾崎食品との出会いによって「食について探求するようになった」という。尾崎食品の未来について、矢部社長が語る。

尾崎食品矢部社長が強くこだわる食品づくり「大切なのは“味と安全性”」vol.1

直売店『とうふ工房亜蔵』は、どのような目的で始まったのですか?

矢部:会長の食へのこだわりを形にしたのが、『とうふ工房 亜蔵』です。自然食品の調味料を使用しています。また、野菜も近隣の農家さんに直接分けていただいているので、新鮮そのもの。こだわりの『尾崎のとうふ』と地のお野菜、まさに地産地消のお店となります。

『とうふ工房亜蔵』で食事もできるのですね。お勧めメニューを教えてください。

矢部:揚げたてのきぬこし厚揚げ、生ゆばの刺身、春季限定ですが、たけのこ料理が人気ですね。

―選び抜かれた食材を堪能できる良い場所となっているのですね。美味しそうです!会社を運営する上で、社内でのコミュニケーションが大切だと思いますが、工夫している点はありますか?

矢部:元々風通しの良い企業風土でしたが、私が社長に就任したタイミングで毎月マンツーマンの面談を開始しました。また、SNSやタスク管理アプリを導入し、社内コミュニケーションの向上と業務改善に役立てています。

良い方向へ進んでいきそうですね。仕事を通じて、どのような時にやり甲斐を感じますか?

矢部:私はマーケターでもありますので、SNS等での反響があった時が嬉しいですね。先日、Instagramで繋がった某企業とコラボ企画が進行中です。
また、社長就任後すぐに大豆の研究と市場調査、調達を開始しましたが、探していた大豆が見つかった時、手に入った時、豆腐を試作して美味しかった時は体中にビリビリと電流が走ります。


食品業界は、今後どのような方向に進むと思いますか?

矢部:EC化とインバウンドでの成長が見込まれ、大きく『高付加価値』と『利便性』の2つがキーワードになるでしょう。
『高付加価値』…健康や美容、ベジタリアン・ヴィーガン・ロカボ(低糖質)への対応、希少性などです。
『利便性』…小型食品、冷凍・レトルト・インスタント、即時性などです。

『高付加価値』と『利便性』に注目していきます。ところで、矢部社長の趣味は何になりますか?

矢部:フットサルです。サッカー歴は40年、フットサル歴は20年になりました。兵庫1部リーグでプレーしていて、今シーズンも現役続行です。

プライベートでもアグレッシブなのですね。趣味が仕事に役立つことはありますか?

矢部:高校のサッカー部で培った根性が役に立ちます。部のスローガンが「倒れる時は前のめり」、顧問の先生の教えが「ハートは熱く、頭はクールに。」でした。今も心に刻み込まれています。

熱過ぎです!「EeNaを見た!」というお客様にサービスがあればお願いします。

矢部:『とうふ工房 亜蔵』でのお食事に使っていただけるクーポン、お買い物に使っていただけるクーポンをプレゼントします。

またECサイトも準備中ですので、将来、EeNaさんとコラボできたら嬉しいです。

ありがとうございます。コラボもぜひ考えていきましょう。今後の目標を教えてください。

矢部:目標は2つあります。
①尾崎食品を100年企業にすること。
②世界を変えること。

人間は衣食住どれが欠けても文化的な生活はできません。特に、食は体を作り、健康を維持するために必要不可欠なものです。メディアに踊らされてシリアルのバーやパウチのゼリーを朝食にし、低糖質ダイエットと言ってお米を食べない人が増えています。

先にお伝えしましたが、日本人は元来お米が主食の民族です。お米を食べずに健康を維持する方が不自然です。一過性のブームに惑わされず、なぜ「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのか。特に若い世代の方々に、健康や文化も含めて再考し、食に対する普遍的な意見を持ってほしいと思います。また、私達もそういった情報発信をしていかなければいけません。

壮大な目標を掲げているのですね。告知等があれば、教えてください。

矢部:来年2021年に創業50周年、設立40周年、事業承継を記念したイベントを開催する予定です。内容が決まり次第、ホームページやSNSで告知します。

楽しみです!最後に、矢部社長にとって食品とは何になりますか?

矢部:「おふくろの味」が人それぞれに思い浮かぶように、食は人のルーツであり、健康の源であり、文化です。
尾崎食品との出会いをきっかけに、「食への探求を深めたい」と思います。  (了)

【尾崎のとうふ】
尾崎食品株式会社
所在地:〒651-2114
兵庫県神戸市西区今寺37-16
TEL:078-975-7391 / FAX:078-975-7396
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